ヴェルブリッツが日本代表BKフィフィタを獲得 元ジャパンの須藤元樹と有田隆平もトヨタへ
花園近鉄ライナーズを退団して移籍先が注目されていた日本代表のシオサイア・フィフィタ(24歳)が、トヨタヴェルブリッツに入団することが6月30日に公式発表された。
リーグワンで優勝を目指すヴェルブリッツには、今年のワールドカップ後に世界最高峰のハーフ団と称されるニュージーランド代表のSHアーロン・スミスとSOボーデン・バレットも加入することが決まっていて、ほかにも補強を進めているが、WTB、CTBとして世界規格のパワフルなランナーであるフィフィタも獲得し、ファンの期待は大いに高まるに違いない。
現在、ワールドカップスコッド入りとその先の大舞台へ向けて集中しているフィフィタだが、「トヨタヴェルブリッツに入団できたこと嬉しく思います」とコメント。新しいチームメイトやスタッフ、ファンと一緒に2023-24シーズンを過ごすことを楽しみにしており、「一番大切にしたいのはチームの勝利。優勝を目指して共に戦いたいと思います」と意気込みを述べた。
トヨタヴェルブリッツはさらに、日本代表経験者であるPR須藤元樹(29歳)とHO有田隆平(34歳)も獲得した。
東京サントリーサンゴリアスからの移籍となる須藤は、「歴史ある素晴らしいクラブの一員になれることに興奮しており、感謝しています。チームの勝利に貢献できるよう、精進してまいります」とコメント。
コカ・コーラレッドスパークス、コベルコ神戸製鋼スティーラーズと渡り歩いて国内リーグ3チーム目となる有田は、「トヨタヴェルブリッツに入団できることを光栄に思います。日本一を目指し、日々後悔のないよう過ごしていきます。チーム、ファンの皆様に認められるよう努力していきます」と決意を述べた。
ほかにも、昨年度まで立正大学でプレーしていたエパラマ・トゥヴニヴォノ(23歳)と、九州電力キューデンヴォルテクスを退団したヴィリアミ・レア(22歳)もヴェルブリッツ入りが決定。
立正大ではFLでプレーしたが、ヴェルブリッツではPRとして期待されるフィジー出身のトゥヴニヴォノは、「トヨタヴェルブリッツの一員になるのが楽しみです。チーム参加にあたって、皆さんには感謝しています。プレシーズン、そしてシーズンを楽しみにしています」とコメントした。
そして、CTB、WTBでポジションを争う元U18オーストラリア代表のレアは、「トヨタヴェルブリッツの選手たちと出会い、経験豊富なスタッフから学ぶことを楽しみにしています。チームメイト、コーチ、ファンの方々の信頼を得て、チームへの貢献に向けて努力したいと思っています」と新天地での飛躍を誓う。