国内 2026.10.11

【関東大学対抗戦A】SO伊藤龍之介の途中出場で流れ一変。明治大が筑波大を突き放す

[ 編集部 ]
【関東大学対抗戦A】SO伊藤龍之介の途中出場で流れ一変。明治大が筑波大を突き放す
先発SO萩井の負傷で前半30分過ぎから登場し、ゲームの流れを一変させたSO伊藤龍之介(撮影:長尾亜紀)

■関東大学対抗戦Aグループ
10月11日@足利ガスグラウンド(栃木)
【明大 39-21 筑波大】

 関東大学対抗戦Aは10月11日に第3節を実施。栃木県の足利ガスグラウンドでは2試合がおこなわれ、昨季の1位対2位の対決となった第2試合では明大が筑波大を39-21で退けて開幕3連勝を果たした。

 実力校同士の激突らしく序盤から緊張感ある攻防が展開される中、先にスコアを刻んだのは筑波大だった。前半23分、明大の不用意なキックパスをカバーしたSO杉山祐太朗が入れ替わるように抜け出して先制のトライを挙げると、29分には自陣のスクラムからBKのサインプレーでWTB内田慎之甫がビッグゲイン。サポートしたSH廣瀬研太朗が中央に持ち込み、14-0とする。

 明大としてはイヤなムードが漂う時間だったが、この流れを一変させたのが22番のジャージーをまとった伊藤龍之介だった。先発SOの萩井耀司が腰を痛めたことで、前半32分にベンチからフィールドへ。本人も「こんなに早く出るとは思わなかった」と振り返るスクランブル出場だったが、日本代表の10番として今夏のテストマッチ全8試合に出場した実力をいかんなく発揮し、チームに勢いを生み出す。

 33分過ぎ、フェアキャッチからすかさずクイックタップで仕掛けて40メートル余り前進し、35分のPR田代大介のトライを呼び込むと、後半10分には正面約30メートルのPGを通して6点差に詰め寄る。さらにその4分後、中盤で相手のハイボールをあざやかにキャッチし、一連の流れで攻撃を継続してLO亀井秋穂のトライ(G)で15-14と逆転に成功した。

 完全にペースをつかんだ明大は、19分にラインアウトモール、23分には相手陣での左展開からWTB竹之下仁吾がトライを加え、25-14とリードを広げる。筑波大もここで粘りを見せ、29分にSO杉山が見事なランでトライを返して4点差に詰め寄ったが、続く相手陣での攻撃機会をミスで逃すと、そこから明大がたたみかけた。

 35分、相手ゴール前でのスクラムを起点に看板のFW陣が近場で圧力をかけ、最後はNO8藤井達哉がねじ込む。ロスタイムには同じくゴール前でのスクラムからサインプレーを仕掛けFB古賀龍人がフィニッシュ。これでトライ数を6本対3本とし、ボーナスポイント付きの勝ち点6を手にするとともに、昨季の開幕戦で敗れた筑波大への雪辱を果たした。

PICK UP