関西学大・大塚壮二郎、日本代表でスクラムの学びを深める
首脳陣の求めに応じた。
関西学大4年の大塚壮二郎は、今春に活動した23歳以下日本代表へ呼ばれた。正代表の指揮官でもあるエディー・ジョーンズヘッドコーチのもと、チーム内で唱える「ゴールドエフォート」を意識した。
素早く起き上がって次のプレーに参加したり、一瞬のうちに複数のアクションを重ねたりしたら、チーム内でポイントが加算される。その数値でよい感触を掴み、その後から動くJAPAN XVへ入った。何より6月10日には、日本代表スコッド入りを発表された。
スクラムでアピールしたい。13日から宮崎であったジャパンのキャンプのさなか、身長178センチ、体重110キロの左PRは「相手より早くバインドを取るのを意識します」。低い姿勢で発揮するパワーは、普段の関西シーンでも対戦校から恐れられている。
さらに代表では、熟練者に学べる。同じ位置にはクボタスピアーズ船橋・東京ベイの紙森陽太が選ばれており、紙森が離脱前は同部屋だった。組み合う際、相手の「3番=右PR」へ先んじて頭をぶつけることで、向こうの姿勢を崩せるとわかった。
「(以前は)意識できていなかったことです」
コーチ陣にはオーウェン・フランクスがいる。自身と「1番」でニュージーランド代表の主軸だったスクラムマイスターは、1対1で組み合うとその強さがわかった。
「練習が終わった後、毎回フィードバックしてくれています」
さかのぼって関西学院高時代、高校日本代表にHOで選ばれた。遠征に行けば、目玉の対アイルランド代表で出場ゼロに終わった。現早大主将の清水健伸の陰に隠れた。
ここを原点とした。
「努力しないと試合に出られないことを、再認識しました」
ここ数年でウェイトを約12キロも増やし、かつパスやコンタクトのスキルも磨き、いまいるステージに辿り着いた。27日には愛知・パロマ瑞穂スタジアムで、日本代表が編んだJAPAN XVの17番としてマオリ・オールブラックスに挑む。
ニュージーランドきっての実力者の群れを向こうに、「自分がどれぐらい世界に通用するのかと、世界のレベル(そのもの)を知れるので楽しみ」と意気込む。



