日本代表 2026.04.19

【U20日本代表】6月の世界大会に向け好発進。U20日本代表が花園近鉄ライナーズとの練習試合に勝利!

[ 伊藤矢一 ]
【U20日本代表】6月の世界大会に向け好発進。U20日本代表が花園近鉄ライナーズとの練習試合に勝利!
リーグワンクラブとのトレーニングマッチで、ここまでの取り組みの成果を存分に発揮したU20日本代表(筆者撮影)

■練習試合
4月18日@花園第2グラウンド(大阪)
【U20日本代表 51-36 花園L】

 6月にジョージアで開催される「ワールドラグビー ジュニアワールドチャンピオンシップ」に出場するU20日本代表が、本大会に向け絶好のスタートを切った。

 4月18日に花園第2グラウンドでおこなわれた花園近鉄ライナーズとのトレーニングマッチ(40分×2)に、51−36で勝利。練習試合とはいえ、U20日本代表がリーグワン所属のチームにU20が勝つのは初めてのことだ。

 絶好のラグビー日和に恵まれ、一般公開で多くの観客が見守る中でキックオフされたこの一戦は、開始12分までに花園Lが2トライを挙げる。ここまではボールポゼッションもほとんど花園Lだった。

 どんな試合展開になるのかと不安を抱かせる立ち上がりだったが、集合して3日目のU20日本代表は、ここからアタックでリズムをつかみ始める。

 激しいコンタクトが連続する中、FB古賀龍人(明大)がキックとランを巧く使ってチームを牽引。スクラムでは静岡ブルーレブズのPR本山佳龍を軸に、PR李星河(同志社大)、HO河内晟歩(関西学大)のフロントローがスクラムを押し込んだ。百武聖仁、熊谷鼓太郎の明大所属のLOコンビのプッシュも効果的で、熊谷はボールキャリーでもラインブレイクからトライを演出した。

 気がつけば、21−17で前半が終了。

 迎えた後半は、入替で登場したSO丹羽雄丸(同志社大)とCTB福田恒秀道(帝京大)が躍動する。PR喜瑛人(慶大)もラスト20分の出場ながら、存在感をアピールした。

 完全にラインブレイクされ、トライを覚悟したシーンでは、WTB草薙拓海(慶大)が驚異的なバッキングアップでトライを阻止。51−36の最終スコアでノーサイドとなった。トライの取り合いにはなったが、攻守で今後が楽しみになるプレーが数多く見られたゲームとなった。

 試合後、大久保直弥HCは「いいスタートが切れた」と語り、高校時代に高校日本代表から漏れた選手の成長やハングリーさを称賛。特にLO熊谷のプレーを称えた。

 中山光行チームディレクターも、集合3日目でおこなわれたこのゲームでのパフォーマンスを高く評価。高校日本代表からの一貫指導の成果が出てきたこと、また世代の成長の早さと対応力について「最初の10分とラスト10分ではまったく別のチームだった。試合中の成長が著しい」と満足そうだった。

エイジグレード代表の各世代で指導にあたっている永山淳コーチ(左)と、積極的なプレーでアピールしたCTB福田恒秀道

 U20日本代表はこの後、4月21日にレッドハリケーンズ大阪とのFW合同練習、23日に近大との合同セッションを予定している。6月のジョージアでの本大会に期待を抱かせる一日となった。

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