リーチ マイケル[東芝ブレイブルーパス東京/NO8]が北海道で魅せた。魂のタックルでつかんだ待望の白星
東芝ブレイブルーパス東京が4月5日のリーグワンD1第14節・浦安D-Rocks戦(大和ハウス プレミストドーム)に40-24で勝利。キャプテンNO8リーチ マイケルにとっての“第二の故郷”札幌でおこなわれた一戦で、8戦ぶりとなる待望の白星を手にした。
ニュージーランド出身のリーチは15歳の時に札幌山の手高に入学。北海道はラグビー人生の飛躍の起点となった、深い思い入れのある「特別な場所」だ。
ブレイブルーパスはプレミストドーム(札幌ドーム)で2年連続ホストゲームを開催。リーチは今年も“凱旋”の機会を得たが不調のチームは7連敗中で、大きなプレッシャーを抱えたまま帰郷することとなった。
迎えた一戦はブレイブルーパスが序盤からトライを重ねて先行。粘るD-Rocksは後半途中に2点差まで迫るも、終盤に引き離したブレイブルーパスが40-24で制し、8戦ぶりの白星を手にした。
Optaのスタッツによるとリーチが突き刺さったタックル数は両チーム最多の17回。「タックルは全て決めようと思った」という言葉の通り、成功率100%のパフォーマンスで相手の前進を阻んだ。
アタックでボールを持てば観客席から一際大きな“リーチコール”が巻き起こる。前半13分には左大外を抜けてSH小川高廣にラストパスを供給し、チーム2本目のトライをアシストした。
リーチは昨秋の日本代表活動でふくらはぎを負傷し、今季のリーグワンは序盤戦を欠場。2月7日の第7節・三重ホンダヒート戦で復帰したが、ブレイブルーパスはこの試合から7連敗となり、ここまでリーチは一度も勝利を味わうことができなかった。
暗く長いトンネルを抜け、ついに白星をつかんだリーチは「7連敗を北海道で止めることができてうれしいです。チームメイトの笑顔が見れて、ほっとしています」と安堵を表現した。
この日の勝利でブレイブルーパスは勝ち点4を加えた。3トライ差以上で得られるボーナスポイントの獲得はならなかったが、最後まで攻め続けて「トライを取る意思統一ができた」チームの一体感に手応えを示す。
リーグ戦は残り4試合。6位につけるブレイブルーパスの“逆襲”はなるか。



