グリーンロケッツ、ボーナスポイント付きの勝利で4位に浮上。レッドドルフィンズは今季初勝利ならず。
■リーグワンD2第6節
・2月22日@柏の葉公園総合競技場(千葉)
【GR東葛 39-14 日野RD】
上位と下位の差が縮まり、例年以上に混沌とした戦いが繰り広げられている今季のディビジョン2。2月22日には千葉県の柏の葉公園総合競技場で、試合前時点で7位のNECグリーンロケッツ東葛と同8位の日野レッドドルフィンズが激突した。
強い風の影響を受け、前後半で流れが入れ替わったこの試合。先に主導権を握ったのは、ここからの巻き返しに向けなんとしても勝利が必要なグリーンロケッツだった。
開始2分、中盤のBK展開から初先発のSOリース・マクドナルドが鋭いランで相手防御を切り裂き先制トライをマーク。以降も風上を利して効率よく陣地を進め、レッドドルフィンズにプレッシャーをかける。
追加点が生まれたのは15分だ。相手投入のラインアウトが乱れたところでルーズボールを拾ったWTB尾又寛汰がタックルをかいくぐるように抜け出して左中間に飛び込むと、20分には連続攻撃を仕留め切ってCTBロトアヘア アマナキ大洋がフィニッシュ。19-0とリードを拡大する。
その後、PGで3点を加えた直後の28分にディフェンスの綻びを突かれレッドドルフィンズのCTBマリー・コスターにトライを許したものの、グリーンロケッツは動じることなく勢いを持続。35分にCTBオルビン・レジャーが2本目のPGを通すと、40分には右大外でパスを受けたWTB後藤輝也が内側へ切り込んでトライラインを越える。32-7と大きく先行してハーフタイムを迎えた。
後半も先に得点を刻んだのはグリーンロケッツだった。マイボールのキックオフを確保したところから丁寧にフェーズを重ね、ゴール前まで前進。最後は23次目でNO8ディラン・ネルが仕留め切る。
しかしそこからは強い向かい風になかなか陣地を進められず、苦しい戦いを強いられる。反対に相手陣でアタックの機会をつかんだのはレッドドルフィンズだ。フロントローを入れ替えた10分以降はスクラムでも優位に立ち、いい位置で攻める場面を作った。
ただ、この日のグリーンロケッツは守りに回ってもたくましかった。しっかりと陣形を保ってスペースを埋め、個々のタックルでも厳しく体を当てて相手の連携を寸断。スコアを伸ばすことこそできなかったものの、レッドドルフィンズにも得点を許さず、ジワジワと時計を進めていく。
その分厚い壁をレッドドルフィンズがようやく崩したのは35分。グリーンロケッツにイエローカードが出て数的優位に立った状況を生かし、内返しのムーブからFB高野恭二が突破して中央に走り抜ける。
しかしグリーンロケッツは以降の反撃をしっかりと守り切り、残り4分あまりを無失点で消化。最終的には39-14でフルタイムとなり、3トライ差以上の勝利でボーナスポイントを加えた勝ち点5を手にして4位に浮上した。




