ワールドカップ 2026.01.23

RWC2035招致活動キックオフ宣言。「NO SIDE SPIRIT」を国内外に発信、2019年以来の開催目指す。

[ 編集部 ]
RWC2035招致活動キックオフ宣言。「NO SIDE SPIRIT」を国内外に発信、2019年以来の開催目指す。
明大・利川桐生、JRFU土田雅人会長、早大・野中健吾(撮影:井田新輔)

 日本ラグビー協会(JRFU)の土田雅人会長は1月23日、男子ラグビーワールドカップ2035(RWC2035)招致活動の「キックオフ宣言」をおこなった。「NO SIDE SPIRIT」を招致メッセージに据え、2019年大会以来2度目の日本開催を目指す取り組みが始まる。

 JRFUは1月9日に国際統括団体ワールドラグビー(WR)にRWC2035招致の立候補を伝えていた。この日、東京都内でおこなわれた記者会見で土田会長がRWC2035を日本に招致する意義を説明。「ラグビーを通じた社会・未来への貢献」を大きなテーマに国内外での招致活動を進めるとした。

 招致活動を通じて発信する「NO SIDE SPIRIT」というメッセージには、日本ラグビーの根底にある、お互いを称え合いリスペクトするノーサイド精神がストレートに表現されている。

「分断、格差あふれるこの時代に、改めてこの精神が必要とされるはずです。だからこそ、この言葉を日本からの発信で社会および世界の合言葉にしていきたい」と招致メッセージとして掲げた意味を伝えた。

 JRFUが2021年に発表した活動指針「JAPAN RUGBY 2050」では「再びワールドカップを日本に招致し、世界一になる」というターゲットを掲げている。土田会長は日本代表チームが世界一を勝ち取ることにも「こだわっていきたい」と語り、2023年のWBCで野球日本代表「侍ジャパン」が優勝した快挙を引き合いに「我々もできると思っています」と意欲的に述べた。

 男子RWCの次回大会は2027年のオーストラリア大会で、その次の2031年アメリカ大会まで開催国が決定している。

 記者会見にはゲストとして全国大学選手権優勝校の明大FL利川桐生副将と、準優勝の早大CTB野中健吾主将が登場。東京サントリーサンゴリアスへ加入する野中は9年後の可能性を見据え「2035年は自分自身が一番脂がのっている時期だと思うので、出場を目標に成長していきたいです」と意欲を示した。クボタスピアーズ船橋・東京ベイに入る利川もRWC2035とジャパンへの思いを語り「まずはリーグワンでしっかりがんばって結果を残して、あの舞台に立てるようにがんばりたい」と抱負を述べた。

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