国内 2026.01.08

「このタイミングで次のステップへ進みたいと思った」。今季限りでの現役引退を表明したサンゴリアスの中村亮土と流大が会見。

[ 編集部 ]
「このタイミングで次のステップへ進みたいと思った」。今季限りでの現役引退を表明したサンゴリアスの中村亮土と流大が会見。
記者会見をおこなった中村亮土(左)と流大。ともに九州出身で、帝京大では1学年違いの先輩後輩という間柄。ちなみに引退のタイミングが重なったのは「偶然です」(中村)とのこと

 1月5日に今季限りでの現役引退を発表した東京サントリーサンゴリアスのCTB中村亮土(34)とSH流大(33)が、1月8日にサンゴリアスのクラブハウスで記者会見をおこなった。

 先に登壇した流は、まずシーズン途中での発表となった理由について「ファンの方に最後に少しでも見てほしいなという思いから、このタイミングで発表させていただきました」と説明。引退に関しては、2023年のW杯フランス大会終了後あたりから「ぼんやりと、あと2シーズンくらいで現役を終えようかなと思っていた」と明かした。

 33歳という年齢でブーツを脱ぐ決断をした理由については、「自分のキャリアを次のステップに進めるためというのと、サンゴリアスで長くやってきて、いい意味でも悪い意味でも自分の影響力をわかっている。本気でこのチームを引っ張っていく選手が出てきてほしいという思いもあった」とコメント。

 プレシーズンのフィットネステストで自己ベストをマークするなど現在もトップレベルのパフォーマンスを維持しており、「やろうと思えば全然できる」と語る一方、「自分の人生は自分の決断で前に進めていきたいというのが僕の考え。今がベストのタイミングだと思って決断しました」と語った。なお引退後のキャリアについては、「やりたいことは決まっている。今シーズンが終わる頃には報告できるようにしたい」と述べるにとどめた。

 続いて会見場に登場した中村も、「このタイミングで新しい挑戦に向かっていきたいと思って決断しました」と、次のステージを見据えての引退であることを明かした。決断をしたのはプレシーズンが始まって少し経った頃で、「ファンのみなさん、支えてくださった方々に早い段階で伝いたいという思いがあって、この時期に発表させてもらいました」と心境を語った。

 正式にチーム側へ意思を伝えたのは2025年12月の上旬で、田中澄憲GMからは感謝の思いとともに「あと半年間よろしく頼む」と言葉をかけられたという。発表したことによるチーム内の変化は「特にないですよ」とのことだが、「みんな『最後に勝って終わりましょう』といってくれたりして。いい後輩を持ったと思います」と感慨深い表情を浮かべた。

 引退後の進路については明言しなかったが、「コーチではありません」とのこと。「人生において成し遂げたい目標がある。シーズンが終わった時にお伝えしたい」と思いを口にした。

 なおこの日は1月10日に東京・味の素スタジアムでおこなわれる第4節コベルコ神戸スティーラーズ戦(14時30分キックオフ)の登録メンバーも発表され、中村は23人のリストには入らなかったが、流は9番で先発に名を連ねた。

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