【第105回全国高校大会】シード校が登場の2回戦。東海大大阪仰星が激闘の末に佐賀工を破る。大分東明×中部大春日丘は引き分け抽選に。

　第105回全国高校大会（花園）の2回戦が12月30日におこなわれた。記念大会にあたる今大会は、通常よりも5校増えた全56校が参加している。

　この日はシード校に選ばれた8校が初登場。強豪校同士の激闘も数多くみられた。

　初のノーシードとなった東海大大阪仰星は、シード校の佐賀工を7－6と僅差で撃破。3連覇を目指す桐蔭学園は昨季4強の常翔学園を37－5で破った。

　夏のセブンズ王者で関東大会も制した國學院栃木は、流経大柏の渾身のファイトを29－10でかわした。

　東福岡×早稲田実はノーシードから勝ち上がった早稲田実が奮闘するも、38－24で東福岡が勝利を収めた。

　大分東明×中部大春日丘は26－26のドロー。抽選の末、大分東明が3回戦進出を決めた。

　大阪桐蔭、京都成章、東海大相模、目黒学院、御所実のシード校は順当に3回戦へと駒を進めた。

　筑紫は聖光学院に72－0で、慶應志木は鹿児島実に31－17でそれぞれ勝利し、初の正月越えを果たした（慶應志木は花園初出場）。

　2回戦の結果は以下の通り。

〈2回戦／12月30日〉
東海大大阪仰星7－6佐賀工
桐蔭学園37－5常翔学園
筑紫72－0聖光学院
高鍋19－7松山聖陵
大阪桐蔭61－3光泉カトリック
國學院栃木29－10流経大柏
尾道40－14昌平
慶應志木31－17鹿児島実
東海大相模66－19山梨学院
長崎北陽台80－7立命館慶祥
目黒学院115－0飯田
大分東明㉖－26中部大春日丘
東福岡38－24早稲田実
京都成章46－10倉敷
御所実73－0秋田工
関西学院27－17日本航空石川

撮影：牛島寿人、三野良介、早浪章弘、松村真行

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