日本代表 2025.12.10

男子日本代表エディー・ジョーンズHC、2026年の続投決定。岩渕専務理事「引き続き現体制を応援する」。女子日本代表レスリー・マッケンジーHCの去就も言及。

[ 編集部 ]
男子日本代表エディー・ジョーンズHC、2026年の続投決定。岩渕専務理事「引き続き現体制を応援する」。女子日本代表レスリー・マッケンジーHCの去就も言及。
岩渕健輔JRFU専務理事(撮影:編集部)

 日本ラグビー協会は12月10日に理事会を開催、終了後に岩渕健輔専務理事がメディアブリーフィングをおこなった。理事会の中で、男女15人制日本代表ヘッドコーチの今後の方向性が示されたことを明かした。

 理事会の中で、男子日本代表のエディー・ジョーンズHCを中心としたチームスタッフによるレビューを実施。今年のテストマッチ戦績5勝6敗という結果を終えて見えた課題と今後の強化体制の共有がなされ「引き続き現体制を応援する」ことが理事会の方針として固まり、2026年もジョーンズHC体制の継続が決まった。

 理事会が特に評価を与えたのは2024年から2025年にかけたチームの成長と成熟というポイント。ただ今後の戦いが続く中での「レビューの項目は種々ある」ため、現時点で2027年W杯の指揮が確定しているわけではないことも示された。

 今後の強化体制に関しては「リーグワンに続くレベルの選手層の強化」の議論がなされたといい、今年実施したJAPAN TALENT SQUAD(JTS)に準ずるプログラムの展開は「加速させていく必要がある」とした。

 女子日本代表“サクラフィフティーン”のHCとして今年のW杯イングランド大会を含め、2大会連続でチームを率いたレスリー・マッケンジーHCとの契約は12月で満了となるが、今後についての議論は進んでいるという。

「(マッケンジーHC)本人は、日本でのコーチングキャリアについて前向きに考えてくれています。我々(JRFU)も同じように前向きに考えている」とし、「新しいヘッドコーチ」を含む、今後の新体制については「できる限り早く報告をしたい」と述べるにとどめた。

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