ニュージランド代表オールブラックス、7トライ奪いウエールズにダブルスコアの大勝。
ラグビー日本代表 4週連続テストマッチ
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■キルター・ネーションズシリーズ
11月22日@プリンシパリティ・スタジアム(カーディフ)
【ニュージーランド 52-26 ウエールズ】
「キルター・ネーションズシリーズ」の第4週、15日に日本代表を24-23で制した世界ランキング12位のウエールズ代表が、同2位ニュージーランド代表“オールブラックス”をホームに迎えた。
前半5分、NZは深い位置まで攻め込むと右から左への大きな展開からWTBケイリブ・クラークが先制トライ(G)をマークする。追うウエールズは9分に左サイドに繋ぎ、ボールがこぼれながらもWTBトム・ロジャーズがトライ(G)、同点に追いついた。
NZは13分のPGで3点を勝ち越した後、29分にはFBルーベン・ラヴが急発進から右中間を突破しトライゾーンに飛び込み、さらにリードを10点に広げた。(17-7)
33分、ウエールズのWTBロジャーズがまたも左サイドで2本目のトライ(G)を決めて迫ると、NZは38分にラインアウトからPRタマイティ・ウィリアムズが押し込んでリードを広げる。前半は24-14のNZリードで折り返した。
後半3分、ウエールズは左サイドで数的有利を作り、WTBロジャーズが3本目の“ハットトリック”トライ(G)をマークして3点差に迫る。
リードを広げたいNZ。7、8分には連続でトライキャンセルとなるも攻勢をかけ続け、11分にSOダミアン・マッケンジーのクロスキックから右サイドでCTBリーコ・イオアネが押さえてトライ(G)、リードを10点に広げた。(31-21)
ウエールズのノーバインドタックルによるイエローカードを誘発した直後の19分、NZのWTBセヴ・リースが右スミにグラウンディング。ウエールズは27分にヘッドコンタクトで2枚目のイエローカードが出て数的不利が続くと、その後の30分にNZのWTBリースが右サイドの狭いスペースを巧みなステップで抜き去り2本目のトライ(G)、リードを24点に広げて勝利を大きく手繰り寄せた。
最終スコアは52-26。7トライを奪ったNZがダブルスコアの点差をつけて2025年最後のテストマッチを勝利で飾った。



