ワールドカップ 2025.11.03

【RWC2031】アメリカ大会の開催地に27都市が応募。カナダのバンクーバーも。

[ 編集部 ]
【RWC2031】アメリカ大会の開催地に27都市が応募。カナダのバンクーバーも。
米連邦議会議事堂前で(Photo/Getty Images)

 ワールドラグビーは10月31日、ラグビーワールドカップ2031アメリカ大会の開催地に27の都市が応募したと発表した。

 東部からは、首都のワシントンD.C.をはじめ、ニューヨーク/ニュージャージー、ボストン(マサチューセッツ州)、フィラデルフィア、ピッツバーグ(以上、ペンシルベニア州)、ボルチモア(メリーランド州) 、シャーロット(ノースカロライナ州)の7都市。

 中西部からは、シカゴ(イリノイ州)、シンシナティ(オハイオ州)、ミネアポリス(ミネソタ州)、カンザスシティ、セントルイス(以上、ミズーリ州)の5都市。

 南部からは、アトランタ(ジョージア州)、バーミンガム(アラバマ州)、ナッシュビル(テネシー州)、ニューオーリンズ(ルイジアナ州)、ヒューストン(テキサス州)、マイアミ、オーランド(以上、フロリダ州)の7都市。

 西部からは、アリゾナ州、デンバー(コロラド州)、ソルトレイクシティ(ユタ州)、ロサンゼルス地域、サンディエゴ、サンフランシスコ・ベイエリア(以上、カリフォルニア州)、シアトル(ワシントン州)の7都市。

 そして、カナダからバンクーバー(ブリティッシュコロンビア州) が立候補した。

 カナダラグビー協会のネイサン・ボンブリスCEOは「セブンズのワールドシリーズをはじめにワールドクラスのスポーツイベントの開催が、地域社会に社会的、経済的影響を与えてきたことを10年間で目の当たりにしてきた」とコメントを出した。

「北米でラグビーワールドカップを大成功に導くというワールドラグビーのプロセスの次の段階に、カナダの都市が考慮されたことを嬉しく思います」と続けた。

 候補都市の代表者は、先におこなわれたワールドカップ2025の決勝を視察。大会の運営モデルを直接、確認したという。

 ワールドラグビーとアメリカ協会は、今後14か月に渡って、選考作業を進めていく。
 すでに始まっているキャンプ地の実地調査に加え、11月からは各会場を細かく評価する。2026年末には候補地が絞り込まれる予定だ。

 開催都市・会場の発表は、ワールドカップ2027オーストラリア大会終了後。大会の組み合わせ抽選や試合日程の発表は、2029年末から2030年初頭にかけて実施される。

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