【日本代表】オーストラリア戦前日のキャプテンズラン公開。年内最後の国内テストマッチ、CTBライリー「ファンのために思いっきり戦う」

「リポビタンDチャレンジカップ2025」（10月25日・国立競技場）でオーストラリア代表“ワラビーズ”を迎える日本代表がテストマッチを明日に控えた24日、前日練習“キャプテンズラン”を国立競技場でおこなった。

　約150名のファンが見守るキャプテンズランは、報道陣には冒頭の約15分が公開された。途中で雨が降る天候の中、キャプテンLOワーナー・ディアンズを先頭に選手たちはダッシュや低強度のコンタクトなどのメニューで体を動かした。

　SO李承信と共にバイスキャプテンの役割を担うCTBディラン・ライリーは、9月20日のパシフィックネーションズカップ決勝・フィジー戦に先発予定だったが、急遽負傷し欠場。復帰戦となる明日のオーストラリア戦を前に「今はフィットして戻ってこれて、明日の試合に出れることを非常に楽しみにしています」と現在のマインドを表現。そして2025年最後の国内テストマッチに向けて「ファンのために思いっきり戦いたい」と力強く宣言した。

　ルースヘッドPRで先発出場する小林賢太は、PNCでストロングポイントの一つとして機能したスクラムについて、「PNCとはレベルの違う相手になると思うので、重さに対してジャパンは固まり・まとまりで対応したい」と語った。

　またフィールドプレーでも「FWがいい球を出して、BKにいいアタックやモメンタムを生むよう、ブレイクダウン周りでプレーしたい」と展望を述べた。

　日本代表対オーストラリア代表は国立競技場で10月25日14時50分にキックオフする。