日本代表 2025.10.12

【リポビタンDチャレンジカップ2025】日本代表宮崎合宿リポート◎FW、BKそろってのチーム練習がスタート。「秋の5連戦に向け全開で向かっていく」とエディーHC。

[ 編集部 ]
【リポビタンDチャレンジカップ2025】日本代表宮崎合宿リポート◎FW、BKそろってのチーム練習がスタート。「秋の5連戦に向け全開で向かっていく」とエディーHC。
全体練習初日から激しいメニューを実施。緊張感あるいいムードでトレーニングが進められた(撮影:長岡洋幸)



 10月25日のオーストラリア戦(@国立競技場、14時50分キックオフ)から始まる秋のテストシリーズに向け、強化合宿をおこなっている日本代表。大分・別府でキャンプを張っていたBK陣が10月9日に宮崎に合流し、11日にはチーム練習が一般公開された。

 17時前からスタートしたトレーニングでは、いつものようにモビリティを高めるウォームアップからFWとBKに分かれてのユニット練習、8対8や15対15の実戦形式までを実施。台風接近の影響で途中から大粒の雨に見舞われたが、約2時間にわたって予定通りにメニューを消化した。

 またこの日は多くのファンが練習場を訪れ、日本代表のトレーニングを見守った。華麗なスキルや激しいコリジョンのシーンでは、大きな歓声が沸き起こることも。練習後には用意されたスペースで選手たちがサインなどのファンサービスに応じ、サポートへの感謝の思いを伝えた。

 練習後のメディア対応に立ったエディー・ジョーンズHCは、FWとBKがそろっておこなう合宿の初日となったこの日のセッションを振り返り、「この秋は5つの大きな試合が控えている。そこに向けて全開で向かっていこうと伝えて、それを見事に体現してくれた」と選手たちの姿勢を評価。「ファンが前のめりになって興奮するようなラグビーを見せたい」とシリーズへの意気込みを述べた。

 また地元宮崎出身のPR竹内柊平は「夏の試合で出た改善点を踏まえ、自分たちがやりたかった練習ができた」と手応えを語り、今合宿のターゲットについて「秋のシリーズではディフェンスが一番の鍵になる。チーム全体で前に出て止めることを意識していきたい」と意気込みを口にした。

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