オーストラリア代表“ワラビーズ”最多150キャップのジェームズ・スリッパーが代表引退。10.4NZ戦が最後のテストマッチに。

　オーストラリア代表“ワラビーズ”として歴代最多150キャップの出場記録を持つ、PRジェームズ・スリッパーが10月4日のザ・ラグビーチャンピオンシップ第6節兼ブレディスローカップ第2戦・ニュージーランド戦を最後に代表引退する。10月1日に発表した。

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　ゴールドコースト出身のルースヘッドPRジェームズ・スリッパー(36)は2010年にテストマッチデビューを飾り、先週9月27日のNZ戦で150キャップの大記録を達成した。W杯には2011、2015、2019、2023年の4大会に出場。ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズツアーではホストとして2013、2025年のテストマッチでプレーしている。

「オーストラリアを代表してワラビーズの一員となれたことは、私のラグビー人生において唯一無二の誇るべき成果であり、常に特別な名誉でした」

「テストラグビーから離れるのは今が最適なタイミングだと感じています。有望な若手PRが台頭していますが、彼らは信じられない経験となるであろう2027年に自国で開催されるW杯に向けて実戦経験の時間が必要になります」と、ワラビーズで抱いていたマインドや未来への思いを表現している。

　10月4日にパースでおこなわれるオールブラックス戦の出場メンバーは現時点で発表されていない。なおスリッパーは来年2月開幕のスーパーラグビー・パシフィックでは引き続きブランビーズでプレーする予定だ。