【RWC2027】アメリカがPNC・5位決定戦で勝利、オーストラリアへの切符をつかむ。

　パシフィックネーションズカップ（PNC）5位決定戦がアメリカ合衆国・コロラド州デンバー近郊のコマースシティで9月14日におこなわれ、アメリカがサモアに29-13で勝利した。これにより、アメリカがラグビーワールドカップ2027オーストラリア大会（RWC2027）への出場を決めた。

　今年のPNC2025はRWC2027パシフィック予選を兼ねており、すでに出場権を獲得している日本とフィジーを除く上位3チームが2年後のW杯への切符を手にすることになっていた。

　日本とフィジーはそれぞれプールB/Aを首位通過し準決勝進出を決めたことでベスト4以上が確定、今大会5位以上のチームがRWC2027出場権を獲得することになった。準決勝に進出したトンガとカナダはRWC2027出場が決定。最後の1枠を争う5位決定戦で、プールA・3位のアメリカとプールB・3位のサモアが対戦した。

　試合は互いのフィジカルが激しくぶつかり合う接戦が展開されていたが、終盤の連続トライで引き離したアメリカが29-13で勝ち、2大会ぶり9回目のRWC出場を決めた。なおアメリカはRWC2031のホスト国となることが決まっている。

　敗れたサモアは「南アメリカ／パシフィック プレーオフ」に進み、9月20、27日に南米ラグビーチャンピオンシップ2025準優勝のチリと出場権をかけて対戦する。

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