国内 2025.08.06

横浜キヤノンイーグルスに元花園LのNZ出身サム・ケアードが移籍。昨季引退の嶋田直人はアカデミーコーチに就任。

[ 編集部 ]
横浜キヤノンイーグルスに元花園LのNZ出身サム・ケアードが移籍。昨季引退の嶋田直人はアカデミーコーチに就任。
サム・ケアード(Photo/Getty Images)/嶋田直人氏(撮影:福島宏治)

 NTTリーグワン ディビジョン1の横浜キヤノンイーグルスは8月6日、2025-26シーズンに新たに入団する選手1名とスタッフを発表した。

 来季、横浜Eに加わるのはニュージーランド出身のLOサム・ケアード(28)。U20NZ代表選出歴およびスーパーラグビー(SR)のワラターズ、ハイランダーズに所属した経歴を持つ。2022-23シーズンは花園近鉄ライナーズでプレーしていた。今年6月まではアメリカ・MLRのニューイングランド・フリージャックスでプレー、チームの3連覇に貢献。NPC(NZ地区代表選手権)のノースランドのスコッドにも入り、8月の開幕から試合出場を果たしている。

 入団にあたり「とても誇り高く、尊敬されているクラブである横浜キヤノンイーグルスへ加入させていただける機会に心から感謝しています。チームのために全てを捧げ、ベストを尽くすことを楽しみにしています」とコメントを残している。

 11季所属したイーグルスを昨季限りで引退した嶋田直人氏は、育成・普及スタッフとして改めてチームに加わる。

「アカデミーコーチとして、選手一人ひとりの成長を全力でサポートし、共に学び合える時間を大切にしていきたいです。ここでまた新たに多くのことを学ばせてもらえることに感謝しつつ、自分自身も子どもたちと一緒に成長していけるよう努めてまいります」と役割と意気込みを伝えている。

 また元コベルコ神戸スティーラーズHCで、今年7月までSRハイランダーズのディフェンス担当アシスタントコーチを務めていたデーブ・ディロン氏がアシスタントコーチとしてチームに加わる。

 山田昂平S&Cコーチ、永井譲チームドクターの入団も発表された。

 横浜Eの昨季の戦績は8位で、来季から元ニュージーランド代表アシスタントコーチのレオン・マクドナルド氏がヘッドコーチに就任する。6月30日には日本代表2キャップの秋山大地ら9名の選手が入団することが発表されていた。

<新入団選手プロフィール>
LO サム・ケアード(203cm/116kg|1997/3/17|ニューイングランド(MLR))

※カッコ内は身長・体重、生年月日、前所属チーム

PICK UP