トウタイ・ケフ氏が釜石シーウェイブスの新HCに就任。新加入選手4名も発表。

リーグワンのディビジョン2に所属する日本製鉄釜石シーウェイブスが7月28日、新HCと4名の選手がチームに加わることを発表した。
2021年度から4シーズン指揮を執った須田康夫前HCの任を引き継ぐのは、51歳のトウタイ・ケフ氏だ。現役時代にオーストラリア代表のNO8として60キャップを獲得し、1999年の第4回W杯の優勝メンバーでもあるケフ氏は、2004年から’10年まではクボタスピアーズでプレー。現役引退後は指導者としてトンガ代表やスピアーズでコーチを歴任し、昨季は花園近鉄ライナーズのFWコーチを務めた。
世界最高峰のステージでプレーしてきた経験に加え、日本の文化や環境も熟知しており、2季続けてディビジョン2で最下位となったシーウェイブスを浮上させることが期待される。今回のHC就任に際し、自身はプレスリリースを通じて「シーウェイブスは日本でも屈指の熱烈なサポーターを抱えています。この挑戦を楽しみにしていますし、ここでHCを始めるのが待ちきれません」とコメントを発表した。
また合わせて発表された新加入選手は以下の4名。HOルル・パエアとSH岡新之助タフォキタウは国内チームからの移籍で、LOコナー・セヴェはスーパーラグビーのモアナ・パシフィカに所属していた201センチのビッグマンだ。トンガ出身の大型CTBパウラ・マヘとともに、チームに勢いを与える存在となりそうだ。
HOルル・パエア 171cm/105kg 2003/06/03生まれ(リコーブラックラムズ東京)
LOコナー・セヴェ 201cm/116kg 2002/04/09生まれ(モアナパシフィカ)
SH岡新之助タフォキタウ 173cm/81kg 1994/6/11生まれ(東京サントリーサンゴリアス)
CTBパウラ・マヘ 182cm/105kg 2000/08/06 生まれ(ディナモ・ブクレシュティ)
※カッコ内は前所属チーム