セブンズ 2025.07.21

【太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ 第2戦 北九州大会】ながとブルーエンジェルスが今季初優勝。宿敵・ナナイロプリズム福岡を破る。

[ 編集部 ]
【太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ 第2戦 北九州大会】ながとブルーエンジェルスが今季初優勝。宿敵・ナナイロプリズム福岡を破る。
今季初優勝を飾ったながとブルーエンジェルス(撮影:Hiroaki. UENO)

 太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2025の第2戦・北九州大会が7月20日、21日におこなわれ、ながとブルーエンジェルス(以下、NBA)が今季初優勝を飾った。
 ホームでの声援を受けるナナイロプリズム福岡(以下、ナナイロ)との決勝を、31-12で制した。

 第1戦・熊谷大会を4位で終えたNBA。同大会ではナナイロに2度、敗れていた。今大会もプール戦で敗れていたが、ファイナルでリベンジを果たした。

 立ち上がりからペースを握った。先制トライは2分。自陣からパスを繋ぎ、最後は辻﨑由希乃が外から内に切ってトライゾーンに入った。

 激しいディフェンスで相手を敵陣深くに閉じ込めた4分には、辻﨑のスティールを起点にしたアタックで大谷芽生が突破、オフロードパスを受けたアナ・ナイマシがトライスコアラーとなった。

 直後のキックオフボールも確保し、ナイマシが2トライ目。前半終了間際には辻﨑が右コーナーまで快走を飛ばすも、ここはトライ直前にナナイロの永田花菜が懸命にタックルに入り追加点を防ぐ。17-0と後半に望みをつないだ。

 しかし、後半最初のトライもNBAだった。敵陣ゴール前で相手がラックからボールをこぼすと、すぐさまそれを拾い上げ、MVP受賞の大谷がポール下に飛び込んだ。

 その後はナナイロも2トライを返して一矢報いるも、31-12で試合終了のホイッスルを聞いた。

 NBAのキャプテン、平野優芽は「一人ひとりの勝ちたいという気持ちもあったし、グラウンドに立っている全員が自分の持てる力を100%出してくれました」と喜びを語った。

【太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ 第2戦 北九州大会 最終順位】
1位 ながとブルーエンジェルス
2位 ナナイロプリズム福岡
3位 PEARLS
4位 自衛隊体育学校PTS
5位 北海道バーバリアンズディアナ
6位 YOKOHAMA TKM
7位 東京山九フェニックス
8位 日本体育大学ラグビー部女子
9位 横河武蔵野Artemi-Stars
10位 チャレンジチーム
11位 追手門学院大学女子ラグビー部 VENUS
12位 ARUKAS QUEEN KUMAGAYA

突破を図るながとブルーエンジェルスの田中笑伊(撮影:Hiroaki. UENO)

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