国内 2025.06.29

中国電力レッドレグリオンズのCTB荒井基植とFB畑中啓吾が現役を引退。

[ 編集部 ]
中国電力レッドレグリオンズのCTB荒井基植とFB畑中啓吾が現役を引退。
左から畑中、荒井(©JRLO)



 リーグワンディビジョン3の中国電力レッドレグリオンズが、6月28日にCTB荒井基植とFB畑中啓吾の2名が現役を引退することを発表した。

 34歳の荒井は福岡県の鞘ヶ谷RSでラグビーを始め、小倉高校、帝京大と進学。帝京大4年時は史上初の大学選手権4連覇達成の一員となった。2013年に中国電力に加わり、ここまで13シーズンにわたってプレー。今季は2試合に出場した。

 この5月で同じ34歳になった畑中は、大阪府の堺RS出身。東海大仰星、関西学大と関西の強豪校でキャリアを重ね、2014年に中国電力に入社した。加入12シーズン目の今季は9試合に出場し、470分プレーしている。

 引退に際し、荒井はプレスリリースを通して「ラグビーを通して得たたくさんの出会いは、自分の人生を彩るとてもかけがえないものとなりました。そして12年間、フルタイムでの社業とラグビーの両立に取り組むレッドレグリオンズで、素晴らしい仲間・スタッフ、職場の皆さま、ロアーズの皆さまのおかげで、とても貴重なチャレンジ・経験をすることができました」とコメント。

 また畑中は、「何度も壁にぶつかり、心が折れそうな時もありましたが、ファンの皆さま、会社の方々、チームの仲間や関係者、そして家族の支えのおかげで、ここまで続けることができました。ラグビーを通して得た経験は、今後の人生でも必ず活きると確信しています」と感謝の言葉を記した。

 なお荒井はサポートコーチ、畑中は運営統括担当として、今後もレッドレグリオンズに携わる。

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