ニュージーランド代表“オールブラックス”、7月のフランス3連戦に向けた33名のスコッドを発表。

　ニュージーランド代表“オールブラックス”は、7月のテストマッチ「2025リポビタンD Julyシリーズ」に向けた33名のスコッドを6月23日に発表した。

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　FW18名、BK15名という構成で、このうち26名は昨秋のオータム・ネーションズシリーズから続けて選出されたメンバーだ。キャプテンのLOスコット・バレット、バイスキャプテンのFL/NO8アーディ・サベア、CTBジョーディ・バレットのリーダー陣も継続する。

　HOサミソニ・タウケイアホ、CTBクィン・トゥパエアが代表復帰を果たし、PRオリー・ノリス、HOブロディ・マカリスター、LOファビアン・ホランド、FL/NO8デュプレッシー・キリフィ、CTBティモシ・タヴァタヴァナワイの5名が初選出となった。

　なおバックローのルーク・ジェイコブソン、ミッドフィルダーのアントン・レイナート=ブラウンが負傷から回復するまでは、「インジュリーカバー」としてクリスティアン・リオ=ウィリー、エモニ・ナラワが代理でスコッドに入る。

　ケガによる選考外と発表されたのはHOアサフォ・アウムア、PRオファ・トゥウンガファシ、LOサム・ダリー、FL/NO8ピーター・ラカイ、SO/FBスティーヴン・ペロフェタの5名。

　就任2季目の指揮を執るスコット・ロバートソンHCは、チームの継続性と新しいチャンスのバランスを取ったと語っている。

「選ばれた選手のうち4分の3は、2024年の北半球遠征でプレーしていました。この時のラグビーをさらに発展させるためには重要なことです。スーパーラグビー・パシフィックで活躍した有望な新戦力や復帰した選手たちとのバランスも取っています」

　スコッドは今月25日に始動し7月5、12、19日にフランス代表とのNZ国内でのテストマッチ3連戦に臨む。このシリーズは大正製薬の協賛により「2025リポビタンD Julyシリーズ」とタイトルが付けられている。

【ニュージーランド代表メンバー（全33名）】※6月23日発表
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イーサン・デグルート（ハイランダーズ｜26歳｜29キャップ）
タマイティ・ウィリアムズ（クルセイダーズ｜24歳｜18キャップ）
オリー・ノリス（チーフス｜25歳｜0キャップ）
タイレル・ロマックス（ハリケーンズ｜29歳｜44キャップ）
フレッチャー・ニューウェル（クルセイダーズ｜25歳｜22キャップ）
パシリオ・トシ（ハリケーンズ｜26歳｜7キャップ）
＜HO＞
コーディー・テイラー（クルセイダーズ｜34歳｜96キャップ）
サミソニ・タウケイアホ（チーフス｜27歳｜30キャップ）
ブロディ・マカリスター（チーフス｜28歳｜0キャップ）
＜LO＞
スコット・バレット（クルセイダーズ｜31歳｜80キャップ）[C]
パトリック・トゥイプロトゥ（ブルーズ｜32歳｜51キャップ）
トゥポウ・ヴァアイ（チーフス｜25歳｜38キャップ）
ファビアン・ホランド（ハイランダーズ｜22歳｜0キャップ）
＜FL/NO8＞
サミペニ・フィナウ（チーフス｜26歳｜8キャップ）
アーディ・サベア（モアナ・パシフィカ｜31歳｜94キャップ）[VC]
デュプレシ・キリフィ（ハリケーンズ｜28歳｜0キャップ）
ウォレス・シティティ（チーフス｜22歳｜10キャップ）
ルーク・ジェイコブソン（チーフス｜28歳｜24キャップ）
＜SH＞
キャム・ロイガード（ハリケーンズ｜24歳｜10キャップ）
コルテス・ラティマ（チーフス｜24歳｜11キャップ）
ノア・ホサム（クルセイダーズ｜22歳｜1キャップ）
＜SO＞
ボーデン・バレット（ブルーズ｜34歳｜134キャップ）
ダミアン・マッケンジー（チーフス｜30歳｜61キャップ）
＜CTB＞
アントン・レイナート=ブラウン（チーフス｜30歳｜84キャップ）
ジョーディ・バレット（ハリケーンズ｜28歳｜68キャップ）[VC]
リーコ・イオアネ（ブルーズ｜28歳｜81キャップ）
クイン・トゥパエア（チーフス｜26歳｜14キャップ）
ビリー・プロクター（ハリケーンズ｜26歳｜2キャップ）
ティモシ・タヴァタヴァナワイ（ハイランダーズ｜27歳｜0キャップ）
＜WTB/FB＞
ケイリブ・クラーク（ブルーズ｜26歳｜29キャップ）
セヴ・リース（クルセイダーズ｜28歳｜32キャップ）
ウィル・ジョーダン（クルセイダーズ｜27歳｜41キャップ）
ルーベン・ラヴ（ハリケーンズ｜24歳｜1キャップ）

C：キャプテン
VC：バイスキャプテン