各国代表
2025.05.29
オールブラックス51キャップのLOパトリック・トゥイプロトゥがNZR、ブルーズと2028年まで契約更新。

ニュージーランド代表“オールブラックス”でスーパーラグビー・パシフィック(SRP)のブルーズに所属するLOパトリック・トゥイプロトゥが、ニュージーランドラグビー協会(NZR)およびクラブと2028年までの再契約を結んだことを5月29日に発表した。
198センチ・120キロのボディとパワーを持つ32歳のトゥイプロトゥ。2014年からブルーズに加入すると、同年6月にオールブラックスとしても初キャップを獲得した。以来、度重なる故障の影響を受けながらもキャリアを歩み、ブルーズでは2020年よりキャプテンに就任した。
2022年はサバティカルでリーグワンのトヨタヴェルブリッツに1季限定で加入していた。オールブラックスとしても51キャップを重ね、昨年10月26日の日本代表戦ではゲームキャプテンを務めた。今回の契約更新は、ニュージーランド代表として2027年のW杯オーストラリア大会出場を目指す意思表示となる。
ブルーズは昨季21年ぶりのSRP優勝を果たしたが、今季はここまで11チーム中7位と苦戦しており、上位6チームが進出するプレーオフへの瀬戸際に立っている。
トゥイプロトゥは「私たちが成し遂げてきたことに誇りを持っていますが、もっとできることがあると信じています。未来に向けて胸が高まっていますし、このチームを次の章に向けて率いることに誇りを感じています」とチームへの忠誠心と愛着を示すコメントを残している。
ブルーズは2026シーズンもトゥイプロトゥをキャプテンに任命する予定だ。契約は2028年のSRPシーズン終了まで続く。