国内 2025.05.09

日野レッドドルフィンズ、40歳のキャプテンLO笠原雄太の現役引退を発表。

[ 編集部 ]
日野レッドドルフィンズ、40歳のキャプテンLO笠原雄太の現役引退を発表。
日野RDで2季目のキャプテンを務めるLO笠原雄太

 NTTリーグワン ディビジョン2の日野レッドドルフィンズは、キャプテンのLO笠原雄太が2024-25シーズン限りで現役を引退することを5月9日に発表した。

 40歳の笠原は北海道出身で七飯高、流経大を経て2007年にトップリーグのヤマハ発動機に加入。2015年から当時トップイーストDiv.1の日野自動車レッドドルフィンズに移籍し、2023-24シーズンから2季連続でキャプテンを務めている。今季ここまで試合出場がない。

 日野RDは2022年秋に合宿先の大分県別府市でトラブルを起こした影響で2023-24シーズンからディビジョン3に降格。キャプテンに就任した笠原はフィールド内外の活動を通じてチームの立て直しに取り組み、このシーズンでディビジョン2復帰を決めた。

 笠原はコメントの中で「北海道・七飯高校でラグビーと出会ってから25年間。40歳まで大きな怪我もなく最後までグラウンドに立ち続けることができたのが嬉しく思います」と記し、これまで関わった人々への感謝を伝えた。

 日野RDは現在8チーム中6位。5月10日の最終第14節で清水建設江東ブルーシャークスと対戦する。なお笠原は8日に発表された試合登録メンバーに入らなかった。

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