セブンズ 2025.05.08

太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2025チャレンジトーナメント、優勝は日経大女子。2位BRAVE LOUVE、3位早大女子、4位アザレア・セブンまでの入替戦出場決定。

[ 編集部 ]
太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2025チャレンジトーナメント、優勝は日経大女子。2位BRAVE LOUVE、3位早大女子、4位アザレア・セブンまでの入替戦出場決定。
優勝した日経大女子(Photo/Hiroaki.UENO)
前半7分にトライを挙げた小櫻祈代(Photo/Hiroaki.UENO)

 5月5日、6日に「太陽生命ウィメンズシリーズ2025チャレンジトーナメント」がおこなわれ、8月17日開催(大和ハウス プレミストドーム)の入替戦(太陽生命ウィメンズシリーズ2025グランドファイナル札幌大会)への出場4チームが決まった。

 10チーム(鎌倉サクラウィンズは出場辞退)により実施された同大会は、2日目に順位決定トーナメントがおこなわれた。

 決勝は、日本経済大学女子ラグビー部AMATERUS×BRAVE LOUVE。

 1年でのシリーズ復帰を目指す日経大女子は、勢いに乗る早大女子を準決勝で31-0と完勝。決勝でもその力を示した。

 前半4分に先渡邊貴子の突破から先制トライを許すも、前半終了間際にパスを繋ぎ切って2点差まで迫る。
 後半は膠着状態を長谷部彩音がステップで打開。5分に逆転し、1分後にテマレシ・ラヤシが左サイドをパワフルなランでファイナルスコアを刻んだ。

 キャプテンの大穂樹理亜は「去年太陽生命に出場していて絶対的な自信がありました。昨年の課題だった『2日目の入り』を意識して戦った。全員がレベルアップして昇格できるように頑張りたい」と語った。 

 一方、準優勝のブレイブ・ルーヴはアザレア・セブンを22-12、神戸ファストジャイロを14-7で撃破してファイナルに駒を進めたが、あと一歩及ばなかった。

 3位決定戦は、早稲田大学ラグビー蹴球部女子部×アザレア・セブン。

 創部2年目の早大女子は1回戦から勝ち上がり、RKUグレースを24-19、弘前サクラオーバルズを24-17と僅差で連破。北海道行きの切符を勝ち取った勢いで3位決定戦も制した。

 

 敗れたアザレア・セブンは、前日のプール戦を1位通過(プール戦1位3チームの中の1位)。準々決勝で名古屋レディースを29-7で破り、4位で入替戦出場を決めた。 

 なお、5位は神戸ファストジャイロ、6位は弘前サクラオーバルズ、7位は四国大女子、8位は名古屋レディース、9位はRKUグレース、10位は湘南ベルマーレ Bell7となった。

「太陽生命ウィメンズシリーズ2025」は6月21~22日に第1戦・熊谷大会、7月20~21日に第2戦・北九州大会、8月2~3日に第3戦・花園大会をおこなう。
 8月17日のグランドファイナル札幌大会では、上位8チームによるトーナメントと下位4チームとチャレンジトーナメントの上位4チームによる入替戦がおこなわれる。

 入替戦は「総合9位×チャレンジ4位(アザレア・セブン)」「総合10位×チャレンジ3位(早大女子)」「総合11位×チャレンジ2位(ブレイブルーヴ)」「総合12位×チャレンジ1位(日経大女子)」の組み合わせで、それぞれ2試合実施。
 各対戦で勝ち点(勝利:3点、引き分け:2点、敗戦:1点、棄権:0点)上位のチームが2026シーズンのコアチームとしての出場権を獲得する。

〈太陽生命ウィメンズシリーズ参加チーム〉
・ながとブルーエンジェルス(2024総合1位)
・PEARLS(2024総合2位)
・東京山九フェニックス(2024総合3位)
・YOKOHAMA TKM(2024総合4位)
・日本体育大学ラグビー部女子(2024総合5位)
・ナナイロプリズム福岡(2024総合6位)
・ARUKAS QUEEN KUMAGAYA WOMEN’S RUGBY FOOTBALL CLUB(2024総合7位)
・自衛隊体育学校PTS(2024総合8位)
・追手門学院大学女子ラグビー部VENUS(2024総合9位)
・チャレンジチーム(2024総合10位)
・横河武蔵野Artemi-Stars(2024総合11位)
・北海道バーバリアンズ ディアナ(2024昇格大会優勝)

2位のブレイブルーヴ(Photo/Hiroaki.UENO)
3位の早大女子(Photo/Hiroaki.UENO)
4位のアザレア・セブン(Photo/Hiroaki.UENO)

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