国内 2025.05.08

レギュラーシーズン首位通過へ。リーチ マイケル[東芝ブレイブルーパス東京/NO8]が語るアタックのポイント。

[ 編集部 ]
レギュラーシーズン首位通過へ。リーチ マイケル[東芝ブレイブルーパス東京/NO8]が語るアタックのポイント。
グラウンドで取材に応えるリーチ マイケル(撮影:編集部)

 NTTリーグワン ディビジョン1で首位を走る東芝ブレイブルーパス東京が、5月8日の練習を報道陣に公開した。

 今週土曜の5月10日にレギュラーシーズンの最終第18節・横浜キヤノンイーグルス(7位)戦を控える中、実戦形式の練習ではスピーディーなアタックディフェンスが展開され、選手たちは軽快な動きを見せていた。

 現在の勝ち点は66。2位・埼玉パナソニックワイルドナイツと並んでいるが、勝利数で上回るブレイブルーパスが順位表で上に立つ。最終節で勝利すれば勝ち点4を積み上げて2位以上が確実となり、相手に3トライ差以上をつけてボーナスポイントも得られれば合計勝ち点5で、自力でレギュラーシーズン1位を決められる。

 NO8で先発出場するキャプテンのリーチ マイケルはトライ奪取にむけたアタックのポイントとなるオフロードに自信をのぞかせた。相手のタックルを受けながらボールをつなぐ「一番ディフェンスしにくい」オフロードパスの数は222で全チーム最多を記録している。ホストゲーム最終戦でも「勢いに乗ってどんどんオフロードをつないでいきたい」と攻撃的なマインドを示した。

 リーグワン移行後初のレギュラーシーズン1位に王手をかけた今も、チャレンジャー精神を忘れてはいない。混戦となった今季のリーグワンを象徴するように、静岡ブルーレヴズには2敗を喫したことで「メンタルの準備はばっちりかなと思います」と精神状態を表現。プレーオフでは静岡BRとの3度目の対戦となる可能性がある。過去2戦で悔しい思いを味わっただけに「有利になると思います」と、再戦を待ち望むかのようなコメントを残した。

 トッド・ブラックアダーHCは、今シーズン掲げてきた「トライを取りにいく姿勢」を最終戦でも貫くことを強調。「ベストなパフォーマンスを皆さんにお見せして、そして自分たちにも見せる」と宣言し、勝ち点5とレギュラーシーズン首位通過への高い意欲を示した。

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