女子 2025.04.18

PEARLSにNZ代表のレジェンド、サラ・ヒリニが再加入。女子ラグビーチームの新加入状況まとめ。

[ 編集部 ]
PEARLSにNZ代表のレジェンド、サラ・ヒリニが再加入。女子ラグビーチームの新加入状況まとめ。
NZ代表レジェンドのサラ・ヒリニ。創部10周年のPEARLSに大きな戦力が加わった(Photo/Getty Images)

 女子ラグビーチームのPEARLS(三重パールズ)は4月2日、8日、11日に新加入選手を発表した。

 7人制と15人制のニュージーランド代表で、など数々のタイトルを獲得したレジェンド、サラ・ヒリニ(32歳)が2季ぶりに復帰する。

 東京、パリのオリンピックを経験したブラジル代表の2人、タリア・コスタ(27歳)とガブリエラ・リマ(30歳)も加わる。
 タリアは今季のHSBC SVNS第3戦、パース大会でワールドシリーズの通算100トライを同代表選手として初めて達成した。

 齋藤久GMは「初のブラジル人選手となるタリア・コスタ選手とガブリエラ・リマ選手を新たに迎えることになりました。Pearls創立10周年記念のシーズン、国際経験豊富な二人の選手の活躍によりどんな物語が生まれるのかとても楽しみです」とコメントした。

 また、新ヘッドコーチにはサラ・ヒリニの夫であるコナー・ヒリニ氏が昇格した。
 
 大卒選手は5人。セブンズ日本代表キャップ20を持つ須田倫代(追手門学大)をはじめ、日体大の昨季の主将、副将を務めたFL樋口真央、SO大内田夏月、日経大出身のSO/CTB下村理紗、追手門学大出身の堅田風南が加わった。

  2季連続で太陽生命ウィメンズセブンズシリーズを制しているながとブルーエンジェルスには、オーストラリア出身のダミタ・ベッサムと、2年前のU18女子SDSのNZ遠征メンバーであるSH/SO田中亜美(京都成章出身/山口大)の2名が入団した。

 全国女子選手権大会3連覇中の東京山九フェニックスにも2名が加入した。
 日体大ではFWリーダーを担ったLO村瀬加純と、関東学院六浦出身のSH/SO山本梨月。山本は2023年の全国U18女子セブンズでMVPに選出された。

 YOKOHAMA TKMには10人の新加入選手が入団した。
 日体大からはCTB山田莉瑚、HO根塚智華、そして日本代表キャップ5を持つLO西村澪の3人。
 セブンズシニアアカデミーに属する徳永結羽(追手門学大)、セブンズユースアカデミー生で関東学大に進学した高橋胡春(花巻東)、筑波大学大学院に進学したWTB土井美咲(順天堂大)も加入を決めた。

 WTB佐々木理子(流経大)、NO8長瀬拓美(立正大)、すでにTKMでプレーしていたPR高見澤早詠も山梨学大から加わる。
 海外からは、フランスの7人制代表で東京、パリオリンピックを経験し、15人制代表のキャップも持つヨレイン・イェンゴ(31歳)を獲得した。

 横河武蔵野アルテミ・スターズには、大卒選手3人と高校を卒業した選手6人が加わった。
 大学からは、日体大でBKリーダーのWTB梅津悠月とSH山本彩花、日経大からLO/NO8安永佳奈が入団。
 高校からは、U18女子SDSのNZ遠征でキャプテンを務めて大会ベストセブンにも選ばれたCTB木川海(佐沼)をはじめ、セブンズユースアカデミー生のCTB辻伶奈(追手門学院高)、FB松本栞(四日市メリノール学院)が加入した。
 昨年末の「U18花園女子15人制」に出場したFB田中芽衣(修猷館)、HO大倉小歩(関東学院六浦)も名を連ねた。北越からはWTB山田望結が加わった。

 アルカス熊谷には、U18花園女子15人制に出場したFL棚田温香(四日市メリノール学院)をはじめ、相川らいみ(石見智翠館)、大竹琉奈(札幌山の手)、佐藤花南(秋田工)の4人が入団した。

 日体大女子にはU18花園女子15人制に出場したメンバーがずらり。
 CTB/SO大内田葉月(修猷館)、CTB/WTB齊藤紗葉(関東学院六浦)、FL豊島愛実(佐賀工)、FL/CTB浦山亜子(大村工)、NO8/CTB杉本姫菜乃(國學院栃木)、HO/FL倉﨑菜々(筑紫)、WTB藤原郁(京都成章)。
 大内田はU18女子SDSのNZ遠征で大会MVP(昨冬)に選ばれ、齊藤も参加した。

 他にもSH島本慧叶(明和県央)、CTB高野千草(北越)、WTB榎本千里(笛吹)、FL二出川知香(麗澤)、PR/LO森瑞葵(佐賀工)、PR吉山綾香(石見智翠館)の計13人が入学した。
 齊藤、藤原、二出川はセブンズユースアカデミー生だ。

 日経大女子には、セブンズユースアカデミー生のCTB/WTB石垣未夏美(京都成章)をはじめ、11人が加わった。
 CTB是本優(玖珠美山高校/CHEERS)、PR高木遥香(四日市メリノール学院)、PR高木遥菜(四日市メリノール学院)、FL高橋日和(延岡星雲)、SO只野華梨(宮城女子)、LO/FL潰田有紀(鳴門渦潮)、HO/FL深田こはる(富島)、FL/NO8中塚美咲(上宮太子)、LO/FL長江茉姫(四日市メリノール学院)、PR安田釉香(花園アスリートアカデミー)。

 創部2年目を迎える早大女子には、U18女子SDSのNZ遠征メンバーのCTB尾久土栞(京都成章)とCTB萩田未来琉(麗澤)、昨季の全国U18女子セブンズでMVPのFL髙橋みひろ(関東学院六浦)と双子のSH髙橋あいり(関東学院六浦)の4人が入学。
 全員が昨冬のU18花園女子15人制に出場した実力者だ。

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