各国代表 2025.04.18

アルゼンチン協会がナショナルラグビーセンターの建設計画を発表。

[ 編集部 ]
アルゼンチン協会がナショナルラグビーセンターの建設計画を発表。

 アルゼンチンラグビー協会は3月26日、「ナショナルラグビーセンター(CNR)」の建設計画を正式に発表した。

 同施設はブエノスアイレス州ロス・カルダレスに位置し、約10ヘクタールの敷地(東京ドーム約2個分)に建設される予定だ。

 天然芝のグラウンド5面と人工芝のグラウンド1面を完備。
 2階建てのクラブハウスが建てられ、協会のオフィスや最新鋭のジム、リハビリ施設、心理・栄養サポートルーム、研修室、講堂、食堂、約60名収容の宿泊施設、休憩・娯楽スペース、メディアスタジオ、屋根付きのバーベキューエリアなどが整備される。

 建設にはワールドラグビーからの資金が充てられ、完成までに約30か月(2年半)を見込んでいる。

 同施設の建設により、アルゼンチンラグビーの活動のすべてを一元化することが可能になる。
 特にハイパフォーマンス部門の強化が期待され、ロス・プーマス、ロス・プーマスセブンズなどすべての代表チームがトレーニングをおこなう。574の加盟クラブ、数千人のボランティア、レフリー、トレーナーなど、すべての関係者がこの施設を活用する。

 ガブリエル・トラヴァリーニ会長は、「アルゼンチンラグビーにとって、自前の最先端施設を持つことは長年の願いでした。このセンターは、選手の育成と競技力向上に大きく貢献するでしょう」と話した。

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