海外 2025.04.18

【スーパーラグビー】首位クルセイダーズが3点差の接戦を制す。昨季王者ブルーズにシーズンダブル達成。

[ 編集部 ]
【スーパーラグビー】首位クルセイダーズが3点差の接戦を制す。昨季王者ブルーズにシーズンダブル達成。
決勝点のPGを決めたジェームズ・オコナー[クルセイダーズ](Photo/Getty Images)

「スーパーラグビー・パシフィック2025」第10節は、4月18日に首位クルセイダーズと現在9位のブルーズの一戦がおこなわれた。雨のクライストチャーチで展開された接戦は、ラストプレーで勝ち越したクルセイダーズが制した。

■スーパーラグビー・パシフィック2025 第10節
/4月18日@アポロプロジェクツ・スタジアム(クライストチャーチ)

【クルセイダーズ 25-22 ハリケーンズ】

 前半2分、クルセイダーズがラインアウトから左のショートサイドで押し込み、PRタマイティ・ウィリアムズが先制トライ(G)を奪う。

 ビハインドのブルーズは24分にFW戦でフェーズを重ねた末、LOジョシュ・ビーリがトライゾーンにダイブし同点に追いついた。ブルーズは以降の時間帯でポゼッション、テリトリー共に優位に立つも、追加点を奪うことができない。

 耐えたクルセイダーズは前半の終盤に攻勢をかけ、CTBデイヴィッド・ハヴィリが相手守備陣を越える山なりのパスをFBウィル・ジョーダンに通してトライ(G)。14-7と勝ち越して前半を終えた。

 クルセイダーズは後半5分にラインアウトモールからトライを加えてリードを広げる。12点差を追うブルーズはアタックが実を結び18分にNO8ホスキンス・ソトゥトゥが左中間に飛び込みトライ(G)。さらに24分には中央のブレイクダウンからソトゥトゥがバックハンドで左にパスを通し、CTB AJ・ラムがトライゾーンまで突き進み同点に追いついた。(19-19)

 その後、両チームが1本ずつPGを入れて試合時間は80分を越える。ブルーズ陣内10mライン付近のスクラムでクルセイダーズが押し込みペナルティを誘うと、この位置からのPGをSOジェームズ・オコナーが沈めてフルタイムに。25-22の接戦を制したクルセイダーズは今季のブルーズ戦で2勝を挙げ、通算成績を7勝2敗・勝ち点32とした。敗れたブルーズは3勝6敗、ボーナスポイント1点を加えて勝ち点は17。

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