海外
2025.04.04
【スーパーラグビー】首位攻防戦、後半に流れをつかんだチーフスがレッズを下す。
【キーワード】スーパーラグビー・パシフィック2025

「スーパーラグビー・パシフィック2025」第8節は4月4日にチーフス対レッズの1試合がおこなわれた。戦績は共に5勝1敗、勝ち点23のレッズを1差で追うチーフスとの首位攻防戦は、来季のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ加入が決定的なFBショーン・スティーブンソンの100キャップ記念試合となった。
■スーパーラグビー・パシフィック2025 第8節
/4月4日@FMGスタジアム・ワイカト(ハミルトン)
【チーフス 27-15 レッズ】
前半3分、チーフスが圧をかけて中央を押し込みNO8ルーク・ジェイコブソンのトライ(G)で7点を先制する。レッズが19分に右ラインアウトモールからのトライで5点を返すと、以降はチーフスが陣地を押し進める展開が続くが得点はPG1本のみに終わる。
前半の終わりにかけてはレッズがペースをつかむ。WTBフィリポ・ダウングヌの蹴り上げたハイパントが乱れ、このボールを前方にキックして進めたFLジョー・ブライアルがトライゾーンの左にグラウンディング。10-10の同点に追いついてハーフタイムを迎えた。
後半2分にレッズのPRジェフ・トゥーマガ=アレンがヘッドコンタクトによりイエローカードを受け10分間の一時退場となる。チーフスはこの時間帯で数的有利を生かせなかったが、17分にPGを成功させてから流れを引き寄せる。
長い時間をかけたアタックの末、31分に左ラインアウトモールからトライ(G)を奪うと、さらに39分にもブレイクダウンからボールをピックしたSHザヴィア・ローがトライゾーンに飛び込み試合を決める。
80分を過ぎてからレッズに1トライを許すも、27-15で完勝したチーフスが6勝1敗・勝ち点26で首位に立った。暫定2位のレッズは5勝2敗・勝ち点23とした。