海外 2025.03.21

【スーパーラグビー】首位チーフスが前半の大量トライで逃げ切りモアナを下す。

[ 編集部 ]
【スーパーラグビー】首位チーフスが前半の大量トライで逃げ切りモアナを下す。
1T6G1PGのダミアン・マッケンジー[チーフス](Photo/Getty Images)

「スーパーラグビー・パシフィック2025」第6節は3月21日にモアナ・パシフィカ対チーフスの1試合がおこなわれた。首位チーフスが前半の大量トライで先行するも、後半に最下位モアナの激しい追い上げを受ける展開となった。

【チーフス 50-35 モアナ・パシフィカ】
@ナビゲーションホームズ・スタジアム(プケコヘ)


 前半2分のPGで先制したチーフスは、その後も試合の主導権を握り続ける。14分にはFBショーン・スティーブンソンが、ラインアウトからの展開でステップを駆使しながらクリーンブレイクし、クボタスピアーズ船橋・東京ベイから復帰後初トライをマークした。このトライを含む4連続トライを挙げたチーフスが30分までに29点を重ねた。

 キャプテンのアーディー・サヴェアを負傷で欠くモアナ・パシフィカは、イエローカードによる一時退場者を出す中、33分にFBウィリアム・ハヴィリがトライライン目前まで前進、タックルを受けて一度ボールを放した末にトライゾーンに手を伸ばして7点を返した。

 その後もチーフスの勢いは止まらず、前半終了間際にSOダミアン・マッケンジーが相手守備陣をすり抜けて奪ったトライを含む2本を加え、43-7の大量リードで前半を折り返した。

 後半は一転してモアナが得点を重ねていく。30分には初キャップのWTBツナ・ツイタマがキックパスをトライゾーンで押さえた。さらに35分にはウィリアム・ハヴィリがインターセプトから自身2本目のトライをマークし、8点差まで迫った。(35-43)

 逃げるチーフスは38分のラインアウトモールから後半初得点となるトライを奪ったところでフルタイムに。トータルスコアを50-35としてチーフスが今季5勝目(1敗)を手にした。敗れたモアナ・パシフィカは4敗目(1勝)。

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