スピアーズ離脱のショーン・スティーブンソンがコメント。「今年の9月に戻る」

　NTTリーグワン ディビジョン1のクボタスピアーズ船橋・東京ベイが、チームを離脱したFB/WTBショーン・スティーブンソンのコメントを3月6日に発表した。

　ニュージーランド代表“オールブラックス”1キャップの試合出場記録を持つショーン・スティーブンソンは、リーグワン2024-25シーズン途中の1月14日にS東京ベイに加入。18日の第5節・リコーブラックラムズ東京戦に途中出場し、以降3月1日の第10節・東芝ブレイブルーパス東京戦まで6戦連続で試合に出場して2トライ1ゴールの個人記録を残した。

　S東京ベイはスティーブンソンについて「来シーズンとなる2025-26シーズンにスピアーズに再合流する予定」と発表している。スティーブンソン本人も「シーズン中にチームを離れることは寂しいですが、また今年の9月に戻ってきて、チームメイトと仕事ができることが待ち遠しいです」とのコメントを残している。

　スティーブンソンは所属するチーフスに合流しており、早速今月8日の第4節フィジアン・ドゥルア戦にリザーブで試合登録メンバーに入った。チーフスでは96キャップを重ねている。

＜ショーン・スティーブンソン コメント全文※日本語＞
今シーズン、私をクボタスピアーズ船橋・東京ベイに迎え入れてくれた選手、スタッフ、そしてオレンジアーミーの皆さんにはありがとうと言いたいです。シーズン中にチームを離れることは寂しいですが、また今年の9月に戻ってきて、チームメイトと仕事ができることが待ち遠しいです。
ニュージーランドからもチームを応援しますし、シーズン終了後にチームがトロフィーを掲げることを楽しみにしています。

＜前川泰慶GM［S東京ベイ］コメント全文＞
ショーン・スティーブンソン選手がニュージーランドに帰国し、今シーズンの残りの期間はチーフスでプレーをする事となりました。今シーズンは約2ヵ月間という短い期間でしたが、すぐにチームに溶け込み、フィールド内外で多大な貢献をしてくれたことに感謝しています。
また、彼のリリースに関して、理解と協力をしてくれたNZ協会とチーフスにもこの場をお借りして、感謝を申し上げたいと思います。
彼の帰国は私たちにとって寂しいことですが、ショーン選手のスーパーラグビーでの100試合出場達成を含め、これからの道のりでの成功を祈っています。そして来シーズン、再び彼がチームに戻ってくることを楽しみにしています。オレンジアーミーの皆様、ショーン選手とチームへのさらなるご声援をよろしくお願いします。