クボタスピアーズ船橋・東京ベイ、オールブラックス1キャップのFB/WTBショーン・スティーブンソンの加入を発表。

　NTTリーグワン ディビジョン1のクボタスピアーズ船橋・東京ベイがニュージーランド代表1キャップのFB/WTBショーン・スティーブンソンがチームに加入することを1月14日に発表した。

　ショーン・スティーブンソンはオークランド出身で190センチ、92キロの28歳。スーパーラグビー（SR）のチーフスでは2016シーズン以来96キャップと31トライを重ね、2025シーズンのスコッドにも名を連ねている。

 　2023シーズンはリーグ2位の12トライを記録し、同年8月5日のオーストラリア戦でオールブラックスデビューを果たした。昨年はオールブラックスのスコッドには入らなかったが、セカンドチームの「オールブラックスXV」の一員として昨秋の欧州遠征に参加した。

　NZ紙ワイカト・タイムズによると、スティーブンソンはニュージーランドラグビー協会（NZR）およびチーフスと2025年まで契約を締結しており、今回のS東京ベイへの入団は短期的なサバティカルとして実現する。S東京ベイで2024-25シーズンにプレーできるのは第5節・リコーブラックラムズ東京戦（1月18日）から第10節・東芝ブレイブルーパス東京戦（3月1日）までに限られ、以降はチーフスに戻り6月のSRシーズン終了までプレーを続ける。NZRとの契約終了後、2025-26シーズンはフルタイムでS東京ベイと契約することになると報じられている。

　スティーブンソンはS東京ベイ入団にあたり、「このクラブについてたくさんの素晴らしい話を聞いているので、練習に合流しフィールド内外でチームの成功に貢献できることを楽しみにしています」とのコメントを発表している。