ブリストルに加入のラグビー界フォロワー数No.1アロナ・マー「みんなが温かく歓迎してくれた」
女子セブンズアメリカ代表でパリ五輪の7人制ラグビー(セブンズ)銅メダリストのアロナ・マーがラグビーユニオン(15人制)イングランド・プレミアシップウィメンズのブリストル・ベアーズと2025年1月から3か月の契約を結んだことを、12月3日に発表した。
アロナ・マーはInstagramで460万、TikTokで330万のフォロワーがおり、男子選手を含めた中で世界で最もSNSフォロワーが多いラグビープレーヤーだ。アメリカのスポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」(SI)スイムスーツ(水着特集)号の表紙に起用されたほか、経済誌「フォーブス」が選出する注目すべきスポーツ界の「30歳未満の30人」に名を連ね世界的な注目を集めている。
ブリストルでのデビュー戦となる予定の1月5日のグロースター・ハートプリー戦は「前例のない需要」により、試合会場が112席で立ち見を含め約2,000人収容のシャフツベリー・パークから27,000席のアシュトン・ゲートに変更された。
ラグビープレーヤーとしては、2025年の女子W杯イングランド大会にアメリカ代表として出場することを目指しており、契約時に「ベアーズのような才能豊かで意欲的なチームとともに、RWC2025でアメリカ代表の座を勝ち取るための最高のポジションに身を置けることに気持ちが高まります」とコメントしている。
イングランド時間5日に公開されたBBCのポッドキャスト番組「ラグビーユニオンウィークリー」に出演したマーは、「チームのみんなが温かく歓迎してくれた」と話し、「自分にできる小さなことを積み重ねていくことでアメリカ代表チームにつながっていくと思います。ウエールズ、イングランド、スコットランドの代表選手がたくさんいるチームの一員になれて本当にうれしいです。私にとってパーフェクトな環境だと思う」とチームの印象と決意を語った。
ブリストルでのポジションは、過去にプレー経験のあるCTB、WTBに加え、バックローに挑戦する可能性もある。