国内 2024.12.01

【関西大学リーグ】同志社大が連勝で入替戦回避。摂南大、関西大が入替戦へ。

[ 編集部 ]
【関西大学リーグ】同志社大が連勝で入替戦回避。摂南大、関西大が入替戦へ。
突破を図る同志社大SH藤田海元(撮影:三野良介)

■関西大学Aリーグ・11月30日@花園Ⅱ
【同志社大 39-38 摂南大】

 勝てば入替戦回避の可能性が高まる同志社大と摂南大の一戦は、最後までスコアの競った展開となった。

 試合の主導権を長く握ったのは同志社大。特に立ち上がりにスコアを重ねた。
 前半3分にLO寺北亘佑主将のトライで幸先よく先制すると、8分にPG、13分には50:22キックからモールを押し込み、17-0と大きくリードを奪った。

 しかし、アタックに長けた摂南大は、FB木田匡哉やCTB公文毅京らランなどで猛追。20分、23分、35分と3連続トライで19-17と逆転した。

 以降は互いにトライを挙げ、後半5分までに19-22、26-22とスコアが動く。
 4点を追う同志社大の追加点は9分だ。この日はゴール前に持ち込めばFWが地上戦を確実に制した。

 その3分後にはCTB森岡蒼良が自陣からラインブレイク、フェーズを重ねて自らインゴールへ。18分にも自陣からバックドアを駆使しながら大きく展開、右サイドを攻略した。39-26と大きくリードを広げた。

 しかし、簡単には勝たせてくれない。互いに20分近くスコアできずに迎えた終盤は、摂南大がモメンタムを生んだ。
 こちらも自陣からアタックを繋ぎ、CTB嶋本大賀ゲーム主将のトライで8点差とすると、試合終了間際にもモール押し込み、1点差まで迫る。しかし、ラストアタックはHO長島幸汰を起点としたカウンターラックに阻まれ、39-38でノーサイドの笛が鳴った。

<次戦日程>
・12月14日(土)摂南大vsB2位@天理親里 *入替戦

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