各国代表 2024.09.06

スプリングボクスがTRC対オールブラックス第2戦のメンバー発表。BK陣は大幅入替え。

[ 編集部 ]
スプリングボクスがTRC対オールブラックス第2戦のメンバー発表。BK陣は大幅入替え。
23年W杯トンガ戦以来の復帰、21歳のWTBキャナン・ムーディー(Photo: Getty Images)

 現地時間9月7日にDHLスタジアム(ケープタウン)で、ニュージーランド代表“オールブラックス”と「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」(TRC)第4節で対戦する、南アフリカ代表“スプリングボクス”が試合登録メンバー23名を発表した。
 ポジションチェンジを含めると、スターティングBKは前節から5名が入れ替わる。新しいオプションでオールブラックス相手の連勝をねらう。

 脳震盪により欠場するカート=リー・アレンザに代わり、右WTBにはキャナン・ムーディーが入る。今年6月に手指を骨折した21歳のムーディーは23年W杯プールBトンガ戦以来の代表戦出場となる。FBは前節メンバー外のウィリー・ルルーが入り、チェスリン・コルビは右WTBから左WTBにスライドするため、バックスリーの先発メンバーは全員が変わることに。
 ハーフ団は前節ベンチスタートだったSHグラント・ウィリアムズとSOハンドレ・ポラードが先発出場する。

 FWは前節の試合前に負傷から回復して急遽ベンチ入りしたLO(4)エベン・エツベスが先発に復帰し、LO(4)に入っていたピーターステフ・デュトイがFL(7)に戻る。顔面にオールブラックスのサム・ケインの強打を受けたキャプテン、FL(6)シヤ・コリシもスターティングXVに名を連ねた。
 リザーブには今年4月に肩を負傷したSHジェイデン・ヘンドリクセが入り、23年W杯以来の出場機会を待つ。

 ラシー・エラスマスHCは、「ニュージーランドはワールドクラスのチームであり、先週の借りを返そうとしてくるだろう。スピードがあり、何人かのプレーヤーは試合に大きな影響を及ぼすXファクターとなり得る。先週も力強いスタートを切れば素晴らしいプレーをしていたし、これまでもプレッシャーのかかるラスト20分で何度もゲームを逆転してきた。彼らに勝つにはチームとして大きな成果を出さなければならない」と語り、2019年からTRC4連覇中で、2国間で競うフリーダムカップを2010年から保持し続けるオールブラックスへの警戒を示した。

<南アフリカ代表 ニュージーランド戦(9月7日17時00分キックオフ@DHLスタジアム)登録メンバー>※現地時間
▼スターティングXV
​​1.オクス・ンチェ(シャークス・34caps)
2.ボンギ・ムボナンビ(シャークス・73caps)
3.フランス・マルヘルベ(ストーマーズ・74caps)
4.エベン・エツベス(シャークス・125caps)
5.ルアン・ノルティエ(ブルズ・3caps)
6.シヤ・コリシ(ラシン92<FRA>・87caps)[C]
7.ピーターステフ・デュトイ(トヨタヴェルブリッツ<JPN>・82caps)
8.ヤスパー・ヴィーセ(浦安D-Rocks<JPN>・28caps)
9.グラント・ウィリアムズ(シャークス・14caps)
10.ハンドレ・ポラード(レスター・74caps)
11.チェスリン・コルビ(東京サントリーサンゴリアス<JPN>・36caps)
12.ダミアン・デアレンデ(埼玉パナソニックワイルドナイツ<JPN>・83caps)
13.ジェシー・クリエル(横浜キヤノンイーグルス<JPN>・74caps)
14.キャナン・ムーディー(ブルズ・10caps)
15.ウィリー・ルルー(ブルズ・96caps)
▼リザーブ
16.マルコム・マークス(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ<JPN>・70caps)
17.ゲルハルト・スティーンキャンプ(ブルズ・5caps)
18.ヴィンセント・コッホ(シャークス・55caps)
19.クワッガ・スミス(静岡ブルーレヴズ<JPN>・46caps)
20.エリフ・ロウ(ブルズ・7caps)
21.ジェイデン・ヘンドリクセ(シャークス・15caps)
22.サシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル(ストーマーズ・7caps)
23.ルカニョ・アム(シャークス・37caps)
C:キャプテン

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