国内 2024.05.21

リーグワンプレーオフをもっと熱く!"スタッツ"をもとに、活躍する選手を予想しよう。

[ 編集部 ]
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リーグワンプレーオフをもっと熱く!"スタッツ"をもとに、活躍する選手を予想しよう。
準決勝でタックル回数トップはBL東京NO8リーチ マイケルの21回。前半30分から登場の埼玉WKのNO8福井翔大も同数(撮影:松本かおり)
埼玉WK・SO松田力也(撮影:松本かおり)

 リーグワンのプレーオフトーナメントは5月25日に3位決定戦、26日に決勝がおこなわれる。

 12時5分キックオフの3決は、昨季と同じカードとなった。東京サントリーサンゴリアスと横浜キヤノンイーグルスが対戦する。

 決勝は15時5分キックオフ。リーグワンでは初の決勝進出となった東芝ブレイブルーパス東京と、2季ぶりの日本一を目指す埼玉パナソニックワイルドナイツが激突する。

 ジャパンラグビーマーケティングの公式アプリ「JAPAN RUGBY APP(ジャパンラグビーアプリ)」では、試合の勝敗や内容などを予想し、プレーオフをさらに楽しむことができる「ジャパンラグビー リーグワン GAME x GAME」が開催されている。

 その企画のひとつに、試合中のスタッツをもとに活躍する選手を予想する「MY FAVE 3(マイフェイブスリー)」がある。

 先発のFW、BK、そしてリザーブの選手の中から、それぞれ活躍しそうな"推し"選手を選択し、その選手の活躍度に応じてポイントを獲得できるゲームだ。
 他の企画も合わせて参加者がランキングを競い、多くのポイントを獲得したランキング上位者には豪華プレゼントが贈られる。

 トライを決めると100点、タックルが成功したら10、ゲインメーター1メートルにつき1点…というように、選手にポイントが加算されていく仕組みだ(獲得ポイントの配点は下記)。

 それでは、トライやラインブレイクが他のポジションよりも比較的多いWTBやFBの選手が上位に入りやすそうだが、活躍が目に見えにくいプレーもポイントにきちんと反映されているのが、このゲームのミソだ。

 配点は細かく、30近い項目からポイントが集計される。
 アタックに秀でた選手だけでなく、ディフェンスやワークレートの高い選手でも高得点を得られる。

 例えば、ボールを持った選手をサポートして自分もボールキャリーした選手には20点、ラックに入りボールを確保した選手には10点が加算される。
 ジャッカルなどターンオーバーができれば、一気に50点得られる。

 セットプレーも、もちろん加点対象だ。ラインアウトでマイボールを確保できれば、投げた選手に10点、キャッチした選手に10点が入る。ワイルドナイツがもっとも得意とするラインアウトスチールは60点だ。
 スクラムもキープできれば10点、ペナルティを奪えれば60点加点される(FW8人に加算)。

 他国代表歴のある選手(カテゴリC)は3人のうち最大1人までしか選べない追加ルールが、このゲームをさらに面白くさせている。

 しかし、必ずしも各国代表や日本代表が毎回トップのスコアを出すかというとそうではない。
 それを準決勝で証明したのが、ブレイブルーパスのFL佐々木剛だ。準決勝2試合に出場した全選手の中で、トップの1033ポイント(P)を獲得した。

 後半2分の逆転トライとそれに繋がるランをはじめ、2度のターンオーバーや15回のタックルなどディフェンスでも貢献し、アタックで際立った2位のWTBジョネ・ナイカブラ(986P)を上回った。

 ちなみに、サンゴリアスではLOハリー・ホッキングスが最高得点(825P)。ラインアウトの貢献はもちろん、2度のドミネートタックルなどでポイントを伸ばした。BKはWTBチェスリン・コルビで650P。

 イーグルス×ワイルドナイツ戦は試合内容とスコアが表す通り、個人のポイントでも競った。
 BKは敗れたイーグルスのWTB竹澤正祥(762P)がトップに。好走を披露したワイルドナイツのSO松田力也(756P)やCTBダミアン・デアレンデ(675P)を上回った。
 FWのトップは3回のターンオーバーを記録したワイルドナイツのFLベン・ガンター(792P)だ。イーグルスのNO8アマナキ・レレイ・マフィが766Pと肉薄した。

 このゲームの開始は、試合登録メンバーが発表される各試合開始予定時刻の48時間前頃から。試合の流れを想像しながら予想することも重要になるだろう。

 選手の個性が数値となって表れるスタッツを眺めながら、選手の活躍を予想するのもスポーツ観戦の醍醐味。コアファンでも、にわかファンでも、試合前から楽しめること間違いなしだ。

▶ジャパンラグビーマーケティングの公式アプリ「JAPAN RUGBY APP(ジャパンラグビーアプリ)」のダウンロードはこちら

フル出場した東京SG・SH齋藤直人(撮影:松本かおり)

◎MY FAVE 3 スタッツの配点
【スコアに関わるプレー】
トライ数 × 100
コンバージョン成功数 × 20
ペナルティゴール成功数 × 20
ドロップゴール成功数 × 40
【ボールキャリーに関わるプレー】
ゲインメーター(メートル) × 1
タックルドキャリー(メートル)× 2
*タックルドキャリー:タックルを受けてから進んだ距離
相手陣22m内キャリー数 × 20
ゲインライン突破数 × 10
クリーンブレイク数 × 50
ディフェンス突破数(人数)× 20 
【サポートに関わるプレー】
サポート数 × 20
*ボールを持った選手をサポートし、自分もキャリーした数
ラック獲得数 × 10 
【パス・キックに関わるプレー】
パス成功数 × 2
オフロードパス成功数 × 30
インプレーキック数 × 10
トライアシスト数 × 80 
【ディフェンスに関わるプレー】
タックル成功数 × 10
ドミネートタックル数 × 50
*ボールキャリアを仰向けに倒すような、値千金のタックルをした数
ターンオーバー数 × 50
インターセプト数 × 60 
【セットプレーに関わるプレー】
ラインアウト投入成功数 × 10
ラインアウト獲得数 × 10
ラインアウトスティール数 × 60
スクラムキープ数 × 10
スクラムフリーキック獲得数 × 10
スクラムペナルティ獲得数 × 60
スクラムトライ数 × 80

好パフォーマンス披露の横浜E・WTB竹澤正祥(撮影:松本かおり)

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