国内 2024.03.17

リーグワン・ディビジョン2 上位の浦安D-Rocksとグリーンロケッツ東葛が7勝目

[ 編集部 ]
リーグワン・ディビジョン2 上位の浦安D-Rocksとグリーンロケッツ東葛が7勝目
接戦となった浦安D-Rocks×豊田自動織機シャトルズ愛知(撮影:高塩 隆)


 リーグワンのディビジョン2は、3月17日に2試合がおこなわれ、上位の浦安D-RocksとNECグリーンロケッツ東葛が7勝目を挙げた。

 総勝点差で首位の浦安D-Rocksは、同じくトップ3の順位決定戦に進むことが決まっている豊田自動織機シャトルズ愛知とパロマ瑞穂ラグビー場で対戦し、19-14で競り勝った。
 前半に2トライを挙げてリードし、後半の序盤に3点差に詰められたが、52分(後半12分)、WTBシェーン・ゲイツがハーフウェイから突破して大きくゲインし、サポートしたLOジェームス・ムーアがタックルされながらもオフロードでつなぎ、HOフランコ・マレーがフィニッシャーとなって点差を広げた。
 その後、シャトルズの反撃を3点に抑え、クライマックスへ向けての前哨戦を制した。

シーウェイブス戦でダイビングトライを決めるグリーンロケッツのレメキ ロマノ ラヴァ(写真提供:JRLO)

 D-Rocksやシャトルズと同じく、ディビジョン1への昇格を目指すNECグリーンロケッツ東葛は、岩手県の釜石鵜住居復興スタジアムで日本製鉄釜石シーウェイブスと対戦し、63-26と圧倒した。
 前週の『東日本大震災復興祈念試合』で今季初勝利をつかんだシーウェイブスが序盤にSO中村良真のペナルティゴールで得点を重ね、29分にはターンオーバーから攻めてFB阿部竜二がブレイクし、CTB畠中豪士の力走トライにつながりコンバージョンも成功でリードを奪った。
 しかし、グリーンロケッツは14-16で迎えた32分、個々の強さもあって連続攻撃でゴールに迫り、HO新井望友がピック&ゴーでラインを割り逆転した。後半早々には、出場停止処分が明けて戦列復帰のFBレメキ ロマノ ラヴァ主将が自陣から躍動し、鋭いステップとスピード、そしてパワーでディフェンダーを振りきり、点差を拡大。グリーンロケッツは結局、合計9トライを挙げ、大勝となった。

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