日本代表 2024.02.26

U20日本代表候補FW、トヨタヴェルブリッツと合同練習。デュトイ、姫野に揉まれる。

[ 森本優子 ]
U20日本代表候補FW、トヨタヴェルブリッツと合同練習。デュトイ、姫野に揉まれる。
天理大の後輩に差し入れするトヨタCTBシオサイア・フィフィタ。左から太安善明、川越功喜、森仁之輔(撮影:BBM)
 1年前、高校生だった選手がワールドカップ優勝選手とスクラム(撮影:BBM)

 リーグワンのチームに出稽古を続けているU20日本代表候補FW。2月3日の東芝ブレイブルーパス東京に始まり、ブラックラムズ東京、埼玉ワイルドナイツ、三菱重工相模原ダイナボアーズを経て、2月19日から21日はトヨタスポーツセンターで合宿、20、21日の両日、トヨタヴェルブリッツと合同練習をおこなった。

 練習が公開されたのは21日。あいにくの雨模様だったが、30名の選手がトヨタのフルメンバーとコンタクトで揉まれた。

 圧巻だったのは最後のスクラム練習。トヨタは3チーム、U20側は2チーム編成で、トヨタのNO8はピーターステフ・デュトイ、姫野和樹、フェツアニ ラウタイミ。1本組むごとに映像で修正点を確認。スティーブ・ハンセンDORも横で見守るなど、若手に胸を貸すのでなく、通常練習にU20の選手が参加する形となった。

 地元愛知から参加したLO物部耀大朗(明大)は「今日は特にモールでもスクラムでも圧倒された。歯が立たなかった」と力の差を体感。「こっちは数を組んで、その中で修正していかないといけないんですが、それがうまくできなかった。いろんなチームとやらせてもらって、慣れてきましたが、やるたびに上手いし強い」と舌を巻いた。

「大学生では考えられないプレーがありました」とはFL太安善明(天理大)。「モールを組むとき、普通はジャンパーが下りてから入るんですが、デュトイはジャンプしながらボールに手を伸ばしてモールを組ませない。ビックリしました」

 大久保直弥HCは、「われわれが何百文字使って説明するより、トップ選手と組んだほうが、何が足りないか明確にわかる。コーチとして助かっています」。指導者の意図は確かに成果を挙げていた。

 大学チームはこの時期オフシーズン。寮生活の選手は食事も自分たちで用意しなくてはいけないが、「集合していないときでも、ウエートをやってちゃんと食事を摂っているのは数字を見ても明らか。向上心にあふれている」(大久保HC)と、意識も高い。

 太安とともにタックラーとして名を馳せたFL川越功喜(天理大)は、「最初はみんな何も知らない状態で集まってきたのが、コミュニケーションもとれて、レベルアップしてきた」。

 結束を固めて、7月にスコットランドで開催されるU20トロフィーに挑む。

 20日にはBKの代表候補選手も発表された。FWはこの後、3月1日に東京サンゴリアスと合同練習(関西リーグ所属の選手は不参加)。その後、チーム合宿でリーグワンチームと練習試合を実施、実戦面を磨いていく。

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