国内 2024.01.17

大学選手権決勝で戦った帝京大と明大の主将、江良颯と廣瀬雄也は一緒にクボタスピアーズへ

[ 編集部 ]
大学選手権決勝で戦った帝京大と明大の主将、江良颯と廣瀬雄也は一緒にクボタスピアーズへ
上左から溝渕元気、イジ―・ソード、梁川賢吉、山田響。下左から江良颯、廣瀬雄也、為房慶次朗


 2023年度の大学ラグビー日本一を争った帝京大学と明治大学のキャプテンが、社会人では一緒のチームでプレーすることになった。帝京大をけん引して大学選手権3連覇を遂げた江良颯と、創部100周年の明大キャプテンを務めた廣瀬雄也が、そろってクボタスピアーズ船橋・東京ベイに2024年度新入団することが1月16日に発表された。

 フッカーの江良は、「クボタスピアーズ船橋・東京ベイの一員になれることを心より嬉しく思います。愚直に努力し続け一日も早く皆様の前でプレーできるよう頑張ります」とコメント。
 センターの廣瀬も、リーグワン王者となった強豪スピアーズに加わることとなり、「レベルが高い中でラグビーができる環境に感謝し、少しでも早くチームに貢献できる選手になれるように頑張ります」と意気込みを述べた。

 そして、大学選手権決勝で明大の3番をつけ廣瀬と一緒にプレーしたプロップの為房慶次朗もスピアーズ入団が決まり、「自分の持ち味であるパワーでチームに貢献していけるように頑張ります」と決意を語った。

 スピアーズにはこの3選手以外にも新入団が決まった選手がおり、先月には、関西大学の溝渕元気がアーリーエントリーですでにチームに合流したことが発表されていた。第6節(1月27日)からリーグワン出場が可能となるスクラムハーフの溝渕は、「このチームでプレーできることを楽しみたいと思います。新たなチャレンジとして自分らしくアグレッシブにラグビーをしたいと思います」と元気いっぱいだ。

 1月5日には、拓殖大学で副将を務めたオーストラリア出身のイジ―・ソードがスピアーズの2024年度新入団選手として発表されている。190センチ、120キロのプロップであるソードは、「しっかり練習してこの挑戦に挑みたいと思います。そして良いチーム雰囲気を作りたいと思っています。オレンジアーミー(スピアーズのファン)のために頑張ります!」と燃えている。

 そして1月11日には、筑波大学副将の梁川賢吉と、慶應義塾大学副将の山田響もスピアーズの新メンバーになることが明らかにされていた。
 フランカー、またはロックとして期待される梁川は、「大きな挑戦をする機会を与えてくださった関係者の方々に感謝しています。どんな状況でも楽しみながら、一つひとつレベルアップできるように頑張ります」とコメント。
 スクラムハーフ、スタンドオフ、ウィング、フルバックと、複数ポジションでプレーできるユーティリティバックの山田は、「若手らしく全力でチャレンジしていきたいと思います」と、エナジーに満ちている。

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