D3では日野レッドドルフィンズ3連勝、クリタウォーターガッシュ昭島は今季初勝利
ジャパンラグビー「リーグワン 2023-24」は、1月6日に今年最初の試合が各地でおこなわれた。
各会場では試合前、元日に発生した能登半島地震により犠牲になった方々に哀悼の意を表し、黙とうが捧げられた。なお、被災者の救援や被災地域の復興支援を目的に、リーグワンの試合会場等では参加クラブによる募金活動がおこなわれている。
ディビジョン3では第3節の2試合がおこなわれ、降格してチーム再建を目指す日野レッドドルフィンズが開幕から3連勝、クリタウォーターガッシュ昭島は今季初勝利を挙げている。
日野レッドドルフィンズは広島県のバルコムBMWスタジアムでマツダスカイアクティブズ広島と対戦し、61-17と大勝した。
前半13分、スクラムからの連続攻撃でゴールに迫り先制すると、7-3で迎えた25分には、ラインアウトからサインプレーを決めてLOエイジェイ・ウルフがトライゲッターとなった。28分にはテンポのいいパス回しからLOゼファニア・トゥイノナが抜けてゴールへ走りきり、追加点。33分にはモールでゴールに迫ると、FL中鹿駿がラックサイドから突いてインゴールに飛び込んだ。レッドドルフィンズのペースは続き、37分にはCTB土肥恵太が切り込み、オフロードパスをもらったWTB大内空がフィニッシュ。
33-3で折り返すと、後半も4トライを追加し大勝となった。
クリタウォーターガッシュ昭島は東京・AGFフィールドで、同じく今季初勝利を目指す中国電力レッドレグリオンズと対戦し、39-24で制した。
ウォーターガッシュは4点ビハインドで折り返したものの、46分(後半6分)、FB江本洸志が自陣からブレイクしてゴールへ走りきり、逆転。その後、同点に追いつかれたが、54分にはテンポのいい連続攻撃からSH杉原駿がラックサイドを抜けてトライゲッターとなった。65分にはラインアウトからのムーブでWTBトゥマナワ・タファイが抜けて力走し、点差を拡大。終盤に相手に1トライを許したものの、最後はゴール前のスクラムで圧力をかけてFB江本がフィニッシャーとなり、今季初勝利をつかんだ。