海外
2023.10.14
テビタ・タタフが仏・ボルドーで初出場。ラシン92との強化試合で強さ見せる
東京サントリーサンゴリアスからボルドー(フランス/トップ14)へ移籍したNO8テビタ・タタフが、10月13日にボルドーでおこなわれたラシン92との強化試合に先発出場、フランスデビューを果たした。
タタフは開催中のワールドカップへ向け、当初は日本代表候補としてリストアップされていた。
しかし選考の途中、代表活動から離れた。
対ラシン92戦。ボルドーは、試合開始直後にラシン92に先制トライを許す苦しい展開となった。
その中で背番号8のジャージーを着たタタフは、少ないアタックチャンスに積極的に参加した。
持ち前のパワーで相手をひきずりながらゲインし、味方へボールをつなぐ。
後半10分にピッチを退くも、パワフルなプレーでスタジアムをわかせた。
しかし試合は、ボルドーが19-33のスコアで敗戦。タタフはデビュー戦で勝利を手にすることはできなかった。
試合後、ヤニック・ブリュ ヘッドコーチは「タタフはコンタクト後も立ってプレーできるし、その後のつなぐパスもうまい。今夜の50分のプレーで、それは明らかになった」と高く評価した。
出場時間の終盤については、「苦戦しているように見えたので、もう少し運動量を増やす必要がある」としたが、「(今後)多くのことをチームにもたらしてくれると確信している」と期待を口にした。