国内
2023.09.10
【関東リーグ戦】東海大、今季は開幕白星発進。東洋大は法大との白熱ゲーム制す。
第1試合の東洋大×法大は白熱した。
前半、主導権を握ったのは法大。キックで敵陣に入り続け、攻撃を展開した。
しかし、ラインアウト、スクラムで苦戦し、22㍍内に侵入してからのアタックの精度を欠いたことでなかなかスコアできず。
逆にスクラムのペナルティを引き出してピンチを脱した東洋大が11分、モールで20㍍近く前進し、一発で取り切った(5-0)。
法大はNO8高城喜一の突破から再び敵陣22㍍内に入ったが、またも東洋大の堅守に阻まれる。
22分には、相手のキック処理のミスを見逃さなかったCTBモリース・マークスのトライで東洋大が12-0とした。
その後もチャンスを作ったのは法大。セットプレーでミスが続いたが、32分にようやくNO8高城がゴール前で相手のダブルタックルを弾いてトライ。
5点差に迫ると、37分、41分にFB石岡玲英主将が連続でPGを決めて13-12と逆転して前半を折り返した。
しかし、一発で取り切る力のある東洋大は後半の立ち上がりに再びリードを奪う。自陣からのカウンターアタックでSO天羽進亮がブレイク、FB石本拓巳がゴールラインを越えた。
8分にはFB石岡に3本目のPGを沈められるも(19-16)、直後に相手のラインアウトスローのミスに漬け込み、自陣深くからCTBモリース・マークスがロングゲイン、最後はタックルも光るWTB杉本海斗がインゴールに入った。
東洋大はキックオフのノックオンなどイージーなミスも重ねたが、その度にFLタニエラ・ヴェラ主将らが粘り強く体を当て続けて相手の追撃を阻む。
19分にはスクラムの反則からラインアウトモールで31-16とリードを広げた。強みのセットプレーをノーサイドまで発揮し、31-21のスコアで逃げ切った。
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