次、その次と立ち止まらない。新しい山を越えていかなければ【PR】
アサヒスーパードライpresents リーチ マイケル選手インタビュー

決戦は、もう目の前だ。
9月8日、フランス・パリでおこなわれるフランス×ニュージーランドでラグビーワールドカップ2023フランス大会が開幕する。
大会のオフィシャルビールである『アサヒスーパードライ』は気持ちの高まるその瞬間を一層特別なものにする。
1987年に第1回大会がおこなわれた楕円球の祭典は今回で10回目。節目の大会は、史上最も優勝国予想が難しいと言われる中で始まる。いくつもの出場国に頂点に立つ可能性がある大会は、熱戦が約束されていると言っていい。
世界的コメンテーターたちの中には、6か国が優勝候補と予想する人もいれば、「いや10か国」と見る人も。混戦の優勝争いは、ファンをこれまでにない興奮の中に引き込むはずだ。世界中のラグビー愛好家たちが、史上最高の大会の開幕を指折り数えて待っている。それは選手たちも同じだ。

2019年大会では日本代表のキャプテンを務め、チームをはじめてベスト8(ノックアウトステージ)に導いたリーチ マイケルも「楽しみで仕方ない」と興奮を隠さない。2011年大会からワールドカップに出場しているリーチにとっては、今回が自身4回目の世界最高の舞台への出場。しかし、胸の高鳴りはいつも以上に熱くなっている。
初めて参加した大会では勝利をつかめなかった。しかし2015年大会では強豪・南アフリカを34-32と破って世界を驚かせ、2019年大会では前述の通り、トップ8入りを果たして日本中にラグビー熱を届けた。
「特に覚えているのは(ベスト8を決めた)スコットランド戦の幕切れです。ボールを蹴り出して勝利が決まった瞬間、スタジアムは大歓声。ものすごい雰囲気でした」
しかしリーチは、2015年の南アフリカ撃破を含め、過去に成し遂げた甘美な記憶に浸ることはほとんどないと言う。
「(プレーヤーとして)経験は大きな財産となっていますが、進化し続けたいので、過去のことを思い出したり、同じ道を歩もうとは思っていません」
常に歩を前へ進める。
「いつも、次、その次と考えています。新しい山を越えていかないといけない」と安住を拒む。

過去2大会の躍進もあり、2023年ワールドカップで日本代表のチームや選手たちにかかる期待は、これまで以上に大きくなると覚悟している。
「(2019年大会で残した)ベスト8以上の結果を期待されるでしょうし、それを残さないとチームも日本ラグビーも進化しないと思います」と話す。
「(高みを求められる)プレッシャーは感じると思います。しかし、そういう中で結果を出さないと進化しないと思うし、そのプレッシャーを楽しみたい気持ちもあります」
ワールドカップへの準備が本格化した今年6月からの代表活動の中でリーチは、今回のワールドカップについて、「いつか日本が優勝するための足掛かりとなる大会にしたい」と話した。
「その思いはぶれていません。前回大会でトップ8に入ったとはいえ、また新しい壁というものが現れると思っています。それをブレイクしていくことが大事です」
ワールドカップを睨んでおこなわれた、オールブラックスXV(2試合)、サモア、トンガ、フィジーとの国内5戦では1勝4敗と勝利には恵まれなかったものの、リーチは自信を口にする。
「きつい練習をたくさんしてきました。試合でも、いいシーンはたくさんあったので、それがつながれば勝てるし、そうなれば自信も出る。チームは急激にかわるものです」
ワールドカップの地がラグビーに熱狂的なのは、2022年秋に遠征し、トゥールーズでフランスと戦ったときに体感し、知っている。その雰囲気の身を置くのが楽しみだ。
「日本のラグビーは、速いし、スキルが高く、よく攻めるので、世界中のファンに愛されています。自分の国の次に日本を応援するという人も多い。沸かせます」
期待に応え続けてきた男は、2023年もチームとともに輝き続けるイメージ以外、頭の中に描いていない。
ビールが太くする仲間との絆
スーパードライは「日本代表」
長く戦いの中に身を置いてきたリーチにとって、ビールの存在は欠かせぬもののひとつだ。次への一歩を踏み出す時、あらたなエナジーをいつも生み出してくれる。小麦色の一杯を愛しているが、アスリートとして最高のパフォーマンスを発揮するため、普段は練習が休みの日の前日の夜と、試合を終えたあとの時間に限って仲間と杯を酌み交わす。「左手でグラスを持ち、右手は握手のためにいつもあけておく。そのルールは忘れたことがない」と笑う。ビールを楽しむ時間は、チームや場所を問わず、人と人との距離を近づけてくれるものと感じている。
チームでも個人でも、以前からスーパードライを飲んできた。スッキリしたキレのよさがいい。家での癒しの時間は、枝豆やスルメをつまみにして、妻と語らうこともあるという。
東芝ブレイブルーパス東京のチームメートとホームタウン、府中の街に繰り出すことも少なくない。焼き鳥は塩が好み。ホルモンも好きだ。好物にはスーパードライがよく合う。
「ビール片手に試合のことを話すこともよくあります。よかったことや、直した方がいいところ。本音で話し合えて、お互いの理解が深まるような気がします」
日本代表の試合後のロッカールームにも、いつもスーパードライが用意してある。勝って祝杯をあげるときの気分は最高。負けてもビール片手に意見を交わし、気持ちを切り替えて次へ向かう。
そんなラグビーの光景が好きだ。それは以前、ニュージーランドのチーフス(スーパーラグビー)に在籍したときも変わらなかった。
「みんな陽気で、すごく飲む。スーパードライを何本も持ってきて、わいわいとするのがいつもの試合後でした。キレのよさがいいと人気がありました」

フランスでのワールドカップではスーパードライが日本のビールとして初めて大会オフィシャルビールとなる。リーチはそれについて「日本のビールが選ばれた。それが誇らしい」と話す。日本の代表として世界へ出ていく状況が、自分たちのチャレンジと重なる。
2019年大会では日本代表が準々決勝で南アフリカに敗れて戦いを終えた後、準決勝、決勝と、スタジアムでビールを飲みながらの試合観戦を楽しんだ。
「自分たちがその前の週まで戦っていた最高の舞台を見ながら飲むビール。最高においしかった。スタンドでは多くの人が飲んでいて、ものすごく盛り上がっていました。一体感が最高でした」
フランスでの大会でも自分たちが大暴れして、スーパードライを飲みながら観戦するファンを、より楽しませたい。自身4回目のワールドカップを、人生でいちばんの感激を味わえる大会にできたら最高だ。
あらためてワールドカップの価値を、「ラグビー選手にとっていちばんの夢の舞台。個人として、チームとしての力をはかることができる舞台」とし、「プレッシャーはめちゃくちゃありますが、それに打ち克つおもしろさがたまらない」と目を輝かせた。
スーパードライが誕生した年は第1回ワールドカップが開催された1987年と知って「僕より1歳先輩ですね」と笑った。同大会の開幕戦(ニュージーランド×イタリア)で、ニュージーランドのWTBジョン・カーワンが爆発的な走りを見せたシーンを「繰り返し映像で見て、強い印象が残っている」と言う。
節目の第10回大会で、長く語り継がれるパフォーマンスを見せたい。
PROFILE
リーチ マイケル
1988年10月7日、ニュージーランド生まれ。189cm、113kg。ポジションはFL/NO8。札幌山の手高→東海大。東芝ブレイブルーパス東京所属。2008年に20歳で日本代表デビューを果たし、2011年、2015年、2019年、2023年と4大会連続でW杯に出場。2015年、2019年大会はキャプテンも務め、南アフリカ代表撃破、史上初の決勝トーナメント進出という快挙を成し遂げた。日本代表キャップ79。
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