オールブラックスXV選出の若き有能FW、ミカエリトゥウが三菱重工相模原ダイナボアーズ加入

　昨年、ニュージーランドのハイランダーズで最も活躍した選手のひとりで、同国代表入りも期待されオールブラックスXVに選出された25歳のダイナミックなバックローワー、マリノ・ミカエリ=トゥウが、三菱重工相模原ダイナボアーズに加入することが6月1日に発表された。

　ニュージーランドのメディアでは、「キャリアの全盛期にあった質の高いフットボーラーをまたひとり日本に失った」と報じられている。
　ダイナボアーズはハイランダーズとパートナーシップ契約を締結しており、グレン・ディレーニー ヘッドコーチはかつてハイランダーズのアシスタントコーチとしてミカエリ=トゥウを指導したことがある。

　身長193センチ、体重111キロのミカエリ=トゥウは現在、ハイランダーズのNO8/FLとしてスーパーラグビー・パシフィックに参戦中。同大会後はホークスベイの一員としてニュージーランド国内選手権でプレーし、そのあと来日すると思われる。

　ジャパンラグビーの来季リーグワンで活躍が期待されるミカエリ=トゥウは、「三菱重工相模原ダイナボアーズの一員となることを私も家族も大変ありがたく光栄に思っています。成長中のこのクラブに加入することが大変楽しみで、貢献できるように力を尽くします。ダイナボアーズや相模原の皆さんの素晴らしい話をたくさん聞いており、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。ダイナボアーズでプレーする機会を与えてくれたことに感謝し、自分の力を最大限に発揮して恩返しをしたいと思います」と意気込みを述べた。