九州電力キューデンヴォルテクスに大学王者・帝京大出身のLO江里口、FL山添ら6選手新加入
リーグワンに属する九州電力キューデンヴォルテクスが4月3日、今春大学を卒業した2023年度の新加入選手を発表。帝京大学の全国大学選手権優勝に貢献したフォワードの江里口真弘や山添圭祐ら6人が、キューデンヴォルテクスの一員となった。
九州の大分東明高校出身で、帝京大では副将を務めたロックの江里口は、「セットプレーのスクラム、ラインアウトモールが持ち味です。初年度からしっかりアグレッシブにプレーして、少しでもチームの勝利に貢献していきたいです」とコメント。
長崎北陽台高校出身であるフランカーの山添は、「ヴォルテクスに入団でき、とても嬉しいです。強みであるハードワークをこなし、チームのために勝利に貢献できるよう頑張りたいです」と意気込みを述べた。
そして、福岡県の東筑高校出身である神田悠作と、東福岡高校出身の竹下拓己も故郷のリーグワンチームに加わる。
昨年度の大学ラグビー界で旋風を起こした東洋大学で主務を務めた経験もあるスクラムハーフの神田は、「小さい頃から憧れていたチームに入団でき、大変嬉しいです。チームからも温かく迎えてもらいました。持ち味である仕掛けとランスキルで、チームに勢いを与えるプレーをしたいと思います」と決意を新たにした。
竹下は京都産業大学で活躍し、2021年度関西大学Aリーグのベストフィフティーンに選ばれたことがあるフルバック。優れたキッカーであり、「強みであるキックは、ヴォルテクスのいい文化を受け継ぎながら、自分の持ち味を生かしていきたいです。早く試合に出て、チームに貢献できるようになりたいと思います」と抱負を述べた。
さらに、流通経済大学で4年間プレーしてきたキム・ギヒョンとシオネ・リクアタもヴォルテクスで新たな一歩を踏み出す。
U18韓国代表の経歴を持つバックローのキムは、「強みはパワフルなコンタクトプレー。激しさです。早くチームの雰囲気とシステムに慣れて、タフなプレーを見せたいと思います」とコメント。
元U18トンガ代表であるセンターのリクアタは、「チームのために貢献したいと思います。強みはアタックです。早く試合に出られるよう、一生懸命頑張りたいと思います」と誓った。