セブンズ 2023.04.02

ワールドセブンズシリーズ・香港大会はニュージーランドが男女そろって優勝

[ 編集部 ]
ワールドセブンズシリーズ・香港大会はニュージーランドが男女そろって優勝
香港で歓喜となったニュージーランド代表(Photo: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby)


 7人制ラグビー(セブンズ)のトップレベルのコアチームが約半年間にわたって世界各地を転戦する国際サーキット、「HSBC ワールドラグビーセブンズシリーズ 2023」は、3月31日から4月2日にかけて香港大会が開催され、ニュージーランドが男女そろって優勝した。

 ニュージーランドの男子代表“オールブラックス・セブンズ”は9年ぶり12度目の香港セブンズ制覇。女子のワールドセブンズシリーズが香港で開催されたのは今回が初めてだった。

 オールブラックス・セブンズは、ノックアウトステージではアルゼンチンとフランスに競り勝って決勝に進み、イギリスとの激闘準決勝を延長戦で制したフィジーと対戦。序盤に連続トライで先手を取って勢いづき、24-17で歓喜となった。
 男子のシリーズ総合ランキングでも首位に立つオールブラックス・セブンズは、今季3大会目の優勝である。

 一方、女子のニュージーランド代表“ブラックファーンズ・セブンズ”も総合ランキングでトップを快走し、今季5つ目のタイトル獲得。
 香港では圧倒的強さで決勝に進み、ライバルのオーストラリアと対戦し、終盤、4点差に詰められたが、試合終了間際にステーシー・ワカ(フルーラー)が鋭いステップでディフェンスを抜けて決定的なトライを挙げ、26-17で優勝となった。

 香港大会で日本は、男子が15位タイ(最下位)女子は12チーム中10位だった。

 佳境に入ったワールドセブンズシリーズ2023。男子の次の舞台はシンガポール(4月8~9日)で、女子は次のトゥールーズ大会(5月12~14日)が最終ラウンドとなる。

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