日本代表 2023.03.28

勇敢な挑戦。高校日本代表がU19アイルランド代表に1勝1敗。2戦目は41-42で惜敗。

[ 編集部 ]
勇敢な挑戦。高校日本代表がU19アイルランド代表に1勝1敗。2戦目は41-42で惜敗。
第2戦に先発したCTB飯岡建人。先制トライを挙げた(PHOTO:Harry Murphy)
この日は2トライの活躍。WTBトゥリマファ・トゥポウ(PHOTO:Harry Murphy)
U19アイルランド代表を振り切った(PHOTO:Harry Murphy)

 世界を相手に堂々と渡り歩いた。リベンジに燃える相手の気迫を受け止め、強さが本物であることを証明した。

 フル代表が世界ランキング1位のU19アイルランド代表を相手に、4日前には金星を挙げていた(22-19)高校日本代表が3月26日、同代表との2戦目を戦った。激しい打ち合いの末、試合終了間際に逆転を許し、41-42で敗れた(35分ハーフ)。

 第1戦から日本代表のメンバーの入れ替えは、アウトサイドCTBのみ(ナブラギ・エロニ→飯岡建人)。対するアイルランド代表はより多くのメンバーに試合機会を与えるため、ほとんどのメンバーを入れ替えてきた。

 高校ジャパンは先制トライこそ許すも(0-7)、10分にはディフェンスから相手のエラーを誘い、CTB飯岡がこぼれ球を拾い上げて走り切る。
 続く13分、16分にもWTBトゥリマファ・トゥポウが連続でインゴールに入り17-7。10点のリードを得た。

 20分にラインアウトモールから失点を許したが、25分には同じモールでお返し。続く27分には、キックオフからスピーディーに展開して取り切った。WTB青栁潤之介がゴールラインを越える。34-21とリードして前半を折り返した。

 後半も点の取り合いは続き、11分にアイルランドがトライを奪えば、日本も17分に2度目のドライビングモールで返す(41-28)。13点差のまま終盤に入った。

 FL大川虎拓郎主将が「自分たちの詰めの甘さ」と反省する後半。ここから連続トライを奪われ、逆転を許してしまった。24分に6点差とされ、試合終了間際にフィジカルに押され41-42。悔しい敗戦となった。

 チームを率いた髙橋智也監督(一関工)は、「勝利できず非常に残念です。しかし、現在世界ランキング1位のラグビー大国にどうやって勝てるかを本気で考え、選手、スタッフとともにしてきた時間は間違っていなかったことを証明できた」と振り返り、「圧倒的なスピードでアイルランドのディフェンス網を小気味良く切り裂いていく姿はとても印象的で、現地でご観戦のアイルランドの皆さまからも賞賛のお声をたくさんいただきました。胸を張って帰国したい」とコメントした。

 また、U19アイルランド代表は4月8日、12日に敵地でU19フランス代表と対戦する。

■出場メンバー

〈先発〉
1. 檜山 蒼介(尾道)
2. 清水 健伸(國學院久我山)
3. 森山 飛翔(京都成章)
4. 石橋 チューカ(報徳学園)
5. 物部 耀大朗(中部大春日丘)
6. 松沼 寛治(東海大仰星)
7. ◎大川 虎拓郎(東福岡)
8. 藤井 達哉(東福岡)
9. 髙木 城治(東福岡)
10. 伊藤 龍之介(國學院栃木)
11. 青栁 潤之介(國學院栃木)
12. 西 柊太郎(東福岡)
13. 飯岡 建人(流経大柏)
14. トゥリマファ・トゥポウ(日本航空石川)
15. 矢崎 由高(桐蔭学園)

〈リザーブ〉
16. 木村 陽太(國學院栃木)
17. 大塚 壮二郎(関西学院)
18. 山口 匠(流経大柏)
19. カイサ・ダウナカマカマ(大分東明)
20. 白丸 智乃祐(長崎北陽台)
21. 田中 景翔(常翔学園)
22. 伊藤 利江人(報徳学園)
23. 亀井 秋穂(長崎北陽台)
24. エロニ・ナブラギ(大分東明)
25. 上田 倭士(大阪桐蔭)
26. 竹之下 仁吾(報徳学園)

◎=キャプテン

◾️アイルランド遠征(高校代表の海外遠征は4年ぶり)

3月18日 第1戦 55-26 トリニティカレッジ
3月22日 第2戦 22-19 U19アイルランド代表
3月26日 第3戦 41-42 U19アイルランド代表

試合後のSO伊藤龍之介副将。悔しい表情を浮かべた(PHOTO:Harry Murphy)

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