横浜キヤノンイーグルスがトップ4をキープ。花園近鉄ライナーズは13連敗で入替戦出場決定
リーグワンのディビジョン1で上位4チームが進めるプレーオフへの切符をめぐり、ライバルたちと激しい競争を繰り広げている横浜キヤノンイーグルスが、トップ4をキープした。3月25日に大分県のレゾナックドーム大分で花園近鉄ライナーズと対戦し、64-12と大勝。トライ量産によるボーナスポイントも獲得し、総勝点43(8勝2分3敗)となった。
一方、ライナーズは開幕から13連敗で11位以下が確定し、入替戦出場が決まった。
イーグルスは開始から1分30秒、スクラムを起点にアタックを継続してゴールに迫り、FLコーバス・ファンダイクが突っ込み先制した。5分にも敵陣深くに入ってモールドライブしたあとボールを動かし、SO田村優のキックパスからFBエスピー・マレーのトライが生まれた。8分にもテンポよくボールを展開してWTBイノケ・ブルアが右外を駆け上がり、追加点。イーグルスの勢いは止まらず、14分にはプレッシャーをかけて相手がパスを乱し、ボールを拾ったブルアの連続トライとなった。25分にはラインアウトからモールで押し込み得点。
一方、ライナーズは29分に敵陣深くに入り、ラインアウト後、走り込んできたWTBヴィンセント・セフォが抜け、タックラーを弾き飛ばしてパワーでトライを獲りきった。
それでも、流れは変わらず、ハーフタイム前にはイーグルスのブルアが力走で次々とタックラーを外し、パスをもらったマレーがフィニッシャーとなり、40-5で折り返しとなった。
ライナーズは52分(後半12分)にFL菅原貴人が自陣から好走でビッグゲインし、SOジャクソン・ガーデンバショップのトライにつながったが、反撃はそこまで。
イーグルスは後半、エラーが増えたものの、ブルアがハットトリックを達成するなど4トライを追加し、大勝となった。