国内 2023.02.05

ワイルドナイツがグリーンロケッツを完封で7連勝。D2ではヒートが21点差から逆転勝ち。

[ 編集部 ]
ワイルドナイツがグリーンロケッツを完封で7連勝。D2ではヒートが21点差から逆転勝ち。
プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたワイルドナイツの長田智希(C)JRLO


 ラグビーの日本最高峰リーグで3季連続の優勝を目指す埼玉パナソニックワイルドナイツは、2月5日に千葉・柏の葉公園総合競技場でNECグリーンロケッツ東葛と対戦し、45-0と快勝。今季開幕から7連勝となった。グリーンロケッツ東葛は6連敗(1勝6敗)。

 序盤にペナルティゴールで先制した埼玉ワイルドナイツは、7分と14分にラインアウトからの攻撃で連続トライを決めた。最初はドライビングモールで得点し、2本目はサインプレーを決めてFLベン・ガンターが突っ込みダブルタックルを破った。

 一方、グリーンロケッツ東葛も何度かゴールに迫ったが、決め手を欠き、得点することはできなかった。

 前半最後に、反則を繰り返したグリーンロケッツ東葛にイエローカードが提示され、数的有利となった埼玉ワイルドナイツは17-0で迎えた43分(後半3分)、敵陣深くに入ってCTB長田智希が中央を破り、リーグワン初トライを決めた。46分にはLOリアム・ミッチェルからオフロードパスをもらったNO8ジャック・コーネルセンが自陣から抜け、次々とディフェンダーをかわしてゴールへ走りきった。

 埼玉ワイルドナイツはその後も2トライを追加し、終盤の相手の反撃も粘り強いディフェンスで阻止し、完封勝利となった。

 同日、ディビジョン2では、3勝1敗同士だった三重ホンダヒートと豊田自動織機シャトルズ愛知が鈴鹿で対戦し、ホストチームのヒートが46-24で逆転勝ちした。
 前半はシャトルズがリードしたものの、ヒートは3-24から徐々に点差を詰め、54分(後半14分)、CTBクリントン・ノックスがブレイクしてサポートのWTB藤田慶和がゴールへ走りきり、逆転。
 64分には自陣深くのディフェンスでLOテトゥヒ・ロバーツがボールを奪い返すと、キックをチェイスしたWTB本村直樹が大きくゲインし、止められたが、サポートについていたHO李承爀がトライゲッターとなった。
 その後、ペナルティゴールでリードを広げたヒートは、78分にもターンオーバーからつないでトライを獲りきり、逆転勝ちとなった。

 ディビジョン3では、2勝2敗同士だったクリタウォーターガッシュ昭島と中国電力レッドレグリオンズが東京・AGFフィールドで激突し、ウォーターガッシュが計7トライを挙げて49-22で勝っている。

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