国内 2023.02.05

コベルコ神戸スティーラーズが連敗脱出 三菱重工相模原ダイナボアーズから7トライで勝利

[ 編集部 ]
コベルコ神戸スティーラーズが連敗脱出 三菱重工相模原ダイナボアーズから7トライで勝利
ダイナボアーズのタックラーをかわす、スティーラーズのJD・シカリング(撮影:椛本結城)


 コベルコ神戸スティーラーズが連敗を「3」で止めた。2月5日に神奈川・相模原ギオンスタジアムでおこなわれたリーグワンの第7節で三菱重工相模原ダイナボアーズと対戦し、49-30で制した。
 スティーラーズはこれで3勝4敗。ダイナボアーズは3勝1分3敗となった。

 粘り強いディフェンスが持ち味のダイナボアーズだが、この日はスティーラーズが序盤から得点を重ね、計7トライを挙げた。

 スティーラーズは、前半6分にゴールに迫ってLOのJD・シカリングが突っ込み先制すると、20分にはリーグワンデビューとなった21歳のCTB濱野隼大がタックルを破って力強くゴールへ走りきった。

 前半36分に不当なプレーをした選手にイエローカードが提示され、スティーラーズは1人少なかった後半の序盤に相手にトライを許したものの、51分(後半11分)、ラインアウトスチールから攻めて敵陣に入り、テンポよくアタックを継続し、CTBリチャード・バックマンのロングパスからFLサウマキ アマナキが右サイドをゲイン、オフロードパスをもらったWTB井関信介も駆け上がり、タックルされながらも内に残したボールをWTB山下楽平が拾ってトライを決めた。
 厳しい角度からのコンバージョンを決めたSO李承信はこの日、7本のゴールキックをすべて成功し、貴重な追加点となった。
 スティーラーズは、55分にはモールで得点し、28-13とリードを広げた。

 対するダイナボアーズは59分、敵陣深くに入ってラインアウトからのサインプレーでブラインドサイドを突き、再びボールを手にしたHO安江祥光がタックルされながらも前進し、古巣相手にトライを決めた。

 だが、スティーラーズは63分にドライビングモールでやり返し、リスタート後にはSH中嶋大希のビッグゲインで敵陣に入りアタックを継続、LOジェラード・カウリートゥイオティが中央を割り、サポートした中嶋がトライゲッターとなった。

 その後、ダイナボアーズに2トライを許したものの、スティーラーズもHO酒木凜平がデビュー戦トライを決めるなど加点し、連敗ストップとなった。

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